最近(?)というか、ここ10年来よく聞く言葉。
〈スクールカースト〉
〈1軍・2軍〉
他人様をランク分けして、上下を区別するなんて (本来は) よくないことなんですけどね。
けれども、“自分自身”を基準に他人をランクづけしてしまうのは人間の悲しい性…
俺自身にとっても10代の時期は、
この スクールカーストってやつに振り回されてばかり でした。
ここでは、個人的な思い出を少々書かせてください🤲
手始めに、人生で一番無駄な時間を過ごした
〈中学時代〉
正直なところ、中学時代の俺はカースト最下位 だったと思います。
まず 友達が1人もいなかったんですよ!冗談抜きで!
理由?
分かりませんww
はっきり言って、2軍とか3軍とかの問題じゃないんです。
いわば “カースト圏外” ですね。
まぁ別にいいんですよ。
そもそも学校に行ってなかったのでww
(恥ずかしい話ですが) 当時の俺は、
めちゃくちゃ朝が弱くて、毎日昼過ぎに起きるような生活 を送っていました。
つまり‥
①昼過ぎに起きる→ ②夜は眠れない→ ③翌朝がマジでクソ眠い! (起きられない‥)→ ④学校なんか行かねぇ!!
睡眠欲に完敗したようなこの無限ループで、学校に行く気力さえなかったわけです。
幸か不幸か俺には心配してくれる友達もいなかったので、気兼ねなく不登校ライフを満喫(?) することができました。
もちろん 修学旅行や校外学習にもまったく参加しなかったので、 “完全な幽霊生徒” でしたね。
「そんなやついたっけ?」 みたいな存在ww
今思い返してみると、親には迷惑をかけたと反省しています… (一応)
続いては、自分自身のアイデンティティが確立された〈高校時代〉
中学さえまともに通っていなかった俺が 高校に入学できたのは奇跡 だと思っています。
都立では 最底辺のいわゆるヤンキー高校 だったのですが、俺の人生の価値観は高校の3年間でだいたい決まってしまいました。
(↓以前の記事も読んでいただければ幸いです)
スクールカーストの存在を明確に意識したのも高校時代 だったと記憶しています。
近隣では “ヤンキー高” として有名だった俺の高校のスクールカーストは少し変わっていて、こんな感じでした↓
(他の学校でも同じような感じなのかな?分からないけど‥)
基本的には、
①ヤンキー&ギャル
憧れるけど、テンションが高すぎるww
②サッカー部/体育会系
帰宅部の自分には縁がないし、なんか面倒。
③バンドを組んでる人たち
音楽は好きだけど、楽器は全然詳しくない‥
④生徒会役員(優等生)
真面目で好印象だけど、エリートっぽくて近寄りがたい。
⑤キモヲタ系/地味ダサ系
絶対に無理ww
(↑俺のイメージとしては、こんな感じww)
高校に入学した時、一番最初に話しかけてくれたのがヤンキーのAとギャルのIでした。
俺自身も(内心は)ヤンキーやギャルに憧れていたので嬉しかったことをよく覚えています。
決して俗に言う 高校デビュー を狙っていたわけではないのですが、“類は友を呼ぶ”ってやつでしょうか?
(髪を金髪に染めたり、ピアスを開けたりすれば、必然的に同じような仲間が集まるんですね)
それからは、AやIの友達を中心に “見た目の派手な友人たち” がどんどん増えていきました。
↓自宅の大掃除で偶然発見したアルバム‥
典型的な2000年代の高校生って感じ。
男子と女子の仲が良い高校だったので本当に楽しかったんですが、ヤンキーやギャルの日常って想像以上に派手なんです。
彼らの名誉のために断言 すれば、
みんな 優しくて明るい子たちで、決して誰かに迷惑を掛けているわけではないんですよ!
ただねー、交友関係が派手 というべきか…
バイタリティがある と評するべきか…
年齢をごまかして渋谷や歌舞伎町のクラブに遊びに行ったり、某芸能人と友達だったり、カラオケや繁華街でオールも当たり前…
(大学生くらいの年齢になっても、似たような “アホ武勇伝” を語っている方がいますが、恥ずかしいと思わない神経が不思議ですww)
俺自身は 憧れのヤンキー&ギャルグループの仲間に入れてもらった嬉しさ の反面、自分の性分に合ってないかなぁ…と思う時も多々ありました。
当然ですよね…
中学時代は引きこもり状態
だったやつですから。
だけど仲間外れにはなりたくないし、みんなの楽しい空気を壊したくない…
その頃の俺はたぶん、“イケてるグループの仲間に入った自分” に執着していたんだと思います。
外見や格好ばかりに気を取られて、自分自身や他人の価値を “表面的な部分だけ” で判断していたんですね。
もちろん今でも昔の友達はずっと大切な仲間ですが、無理に背伸びして付き合っていたのも事実でした…
だからこそ(?)
若い人はスクールカーストなんて気にせず、自分にとって本当に気が合う友達を探してほしい
と俺は心から願っています!
それが派手なやつでも、地味でおとなしいやつでも、自分自身が好きになれる友達こそが一番だと思うから。
〈追記〉
ところで、自分(アラサー)より年上の人たちと話していると、
「アタシたちの時代にはスクールカーストなんてなかったわよねぇ〜」とか、
「俺たちの頃は、ヤンキーもガリ勉(死語?)も仲が良かったけどなぁ」
なーんて、心温まるピースフルな昔話を聞かせていただく機会があるんですよ。
その度に俺は、「ウソつくんじゃねーよ!!」と心の中で叫んでいますww
だってそうでしょ?
人間の本質なんて、20年かそこらで激変するものじゃないですから…