周知の事実だが、日本列島はとにかく地震が多い
今年1月1日に石川県で発生した能登半島地震では甚大な被害が出て、今も多くの人々が避難を余儀なくされている。
また8月8日には宮崎県を震源とする日向灘地震が発生、気象庁が南海トラフ地震臨時情報(巨大地震注意)を発表した。
震源地となった宮崎県の日向灘は、以前から危惧されている南海トラフ巨大地震の想定震源域(東海地方沿岸〜九州地方沿岸)の一番西端にあたるエリア。
(画像出典 日テレNEWS NNN)
南海トラフ地震に限らず、巨大地震の恐ろしいところは、他の地域で連動的に誘発地震を引き起こす可能性がある点。
日向灘地震の翌日(8月9日)には神奈川県西部を震源とするM5.3の地震が発生して、東京でも若干の揺れを感じた。
専門家によれば南海トラフ地震との関連性はないらしいが、次にどこで大きな地震が発生するかは誰にも分からない。
関東でも首都直下型地震の危険性があり、国や自治体は防災対策強化と防災グッズの常備を呼びかけているものの、それだけで十分とは言えない。
家屋の倒壊も危険だが、家族や自分自身が出勤している時の対応や、勤務先・外出先での被災に関する対応など個々が解決すべき課題は山積みだ。
世界的に見ても日本列島は特に地震多発地帯として知られており、北米プレート、太平洋プレート、ユーラシアプレート、フィリピン海プレートと4つの巨大プレートの境界線上にある小さな島国に、約1億2,000万人もの人々が暮らしている状況。
もはや日本全体を “耐震国家” として大改造する必要性を政府は真剣に考えるべきだと思う。
いっそのこと家族全員で海外に移住したほうが安上がりかもしれない。
最近はそんなことも考えるようになった。
はっきり言って俺は日本の将来に期待をしていない。
古い考え方や偏見に凝り固まった国民性、経済力や国力も落ちていく一方で将来は絶望的、おまけに地震やら自然災害。
もはや斜陽国家だと思う。
そして最近ようやく気付いた。
「もう日本で暮らす理由がない」と。
もちろん故郷の東京は大好きだ。
日本人としてのアイデンティティーを感じたことは1度もなかったけど、“江戸っ子”の自分にはいつも誇りを持っていた。
生まれてから30代半ばに差し掛かった今日まで、ずっと暮らしてきた東京。
両親も祖父母も東京出身で、東京という街には自分の人生のすべてが詰まっている。
俺を育ててくれた街
たくさんの想い出をくれた街
大切な人や友達に出逢えた街
でも懐かしい想い出は、10代だったあの頃にすべて置いてきた。
そして今の俺にとって一番大切なのは家族だけ。
家族を守ることができれば、今後の俺の人生はそれで十分。
思い切って家族みんなで海外に移住するのも悪くないかな‥
毎度お馴染みの自分語りはここまでにして、今回の本題。
地震のない国に移住する計画(仮)
どうせ日本を離れるなら地震のない国が望ましい。
大きく分けて3種類のパターンがある。
①海溝型地震
巨大なプレートとプレートの境界線で起きる地震。プレートが沈み込む際の歪みで発生する。
地下の活断層がずれて動くことにより発生する地震。震源は比較的浅い。
火山活動によって発生する地震。
つまり逆に考えれば、巨大プレートの境界線から遠く、活断層や火山のない場所では大きな地震が発生しないという理屈だ。
次に地震のない国・地域を調べてみた。
(画像出典 Yahoo!ニュース)
このマップを見ると地震がない国・地域も意外と多い印象。
具体的には、北アメリカ・南アメリカ大陸(西海岸を除く)、朝鮮半島、中国北東部〜南東部、マレー半島を含む東南アジア、オーストラリア、ヨーロッパ(イタリア等を除く)、アフリカ大陸(一部を除く)、アラビア半島あたりは地震が発生しない、もしくは小さな地震のみで被害も少ないようだ。
逆に地震が多発している地域は、日本を筆頭として、中国内陸部、ヒマラヤ山脈周辺、フィリピン、インドネシア、西アジアからトルコ、ギリシャ、イタリアに至る南ヨーロッパ周辺だと分かる。
もちろん移住にあたって、地震がなければそれでOKというわけではない。
治安や気候、政情なども考慮して移住候補先を絞っていこうと思う。
(あと俺は東京っ子だから、あまり田舎には住みたくないなww)
①東アジア
東アジアで地震が発生しない・ほとんど地震被害がない地域は、朝鮮半島と中国北東部〜南東部。この地域にはソウル、北京、上海、広州、香港といったアジアを代表する大都市が多く、人口も集中している。
(左上から時計回りにソウル、上海、マカオ、香港)
〈ソウル/韓国〉
・治安は良好
・街並みの雰囲気は東京に似ている
・夏の気温は東京とほぼ同じだが、冬の寒さは厳しい
・物価は日本よりもやや安い
・北朝鮮との国境から約50kmと近く、軍事的脅威がある
[移住希望度]★★★☆☆
生活利便性が高く、治安の良さは高評価。ただ冬の寒さと北朝鮮の軍事的脅威はデメリット。街並みも東京によく似ているので、海外に移住した感覚はあまりなさそう。
〈上海/中国〉
・治安は概ね良好
・年間平均気温・降水量は東京とほぼ同じ
・物価は日本よりやや安い
・政治的発言に注意
・日常生活においても、日中関係の動向に気を配る必要がある
・アジアを代表する国際金融センター
[移住希望度]★★★☆☆
生活の利便性が高く、治安も比較的良好で居住地としては合格点。ネックはやはり一党独裁制への不安感。今後の民主化と経済発展の持続が移住のキーポイント。
〈マカオ〉
・治安は良好
・消費税に相当する税金がないため、物価は日本より若干安い
・冬は温暖で過ごしやすいが、夏は蒸し暑い
・一国二制度の下で高度な自治権を持っているが、最近は中国政府の政治的影響力が強まっている
・カジノとポルトガル統治時代の名残を残した街並みで人気の観光地
[移住希望度]★★★★☆
冬の温暖な気候と美しい街並みが魅力的。最近は中国政府の政治的な影響力が強まっているが、外国人にはあまり関係ないという楽観的な見解も。デメリットは住宅価格と家賃が高い点。
〈香港〉
・治安は良好
・住宅価格と家賃が高い
・冬は温暖で過ごしやすいが、夏は蒸し暑い
・一国二制度が適用されているものの、中国政府の政治的影響力が強まっている
・国際金融センターであり、世界有数の観光地でもある
[移住希望度]★★★★☆
生活の利便性が高く、治安も良い点がメリット。マカオと同様に中国政府による政治的影響を強く受けている状況で今後の動向に注視。デメリットはとにかく住宅価格と家賃が高いこと。
②東南アジア
東南アジアで地震が発生しない・ほとんど地震被害がない地域は、インドシナ半島〜マレー半島とシンガポール周辺。リゾート地として人気の高い観光地も多い。
(左上から時計回りにホーチミン、バンコク、クアラルンプール、シンガポール)
・近年は経済発展が著しい
・物価は東南アジアでも安く、生活費を抑えることができる
・治安に多少の不安あり
・1年を通じて蒸し暑く、季節は雨期と乾季に大別されるが冬は比較的涼しい
[移住希望度]★★★☆☆
一番の魅力は物価や住宅価格の安さ。生活水準ではバンコク(タイ)などに一歩及ばないものの、近年急速に経済発展を遂げている。治安に多少の不安あり。
〈バンコク/タイ〉
・度々軍事クーデターが発生して政情不安に陥るが、日常生活に支障はない
・治安に多少の不安あり
・物価が安く日本人の移住先として人気
・1年を通じて蒸し暑く、季節は雨季と乾季に大別される
[移住希望度]★★★☆☆
物価や家賃・住宅価格が比較的安く、最近は生活利便性も高まっているため移住先として人気。
〈クアラルンプール/マレーシア〉
・治安は概ね良好
・経済水準や医療水準もわりと高く、物価が安いため日本人の移住先として人気。
・イスラム教国ではあるものの、穏健派が多いので外国人も暮らしやすい
・1年を通じて蒸し暑い
[移住希望度]★★★★☆
良好な治安、比較的高い経済水準と医療水準に加えて、物価が安いことから近年移住先として大人気。またクアラルンプール周辺は “世界で最も自然災害リスクが低い地域” と評されている。
〈シンガポール〉
・治安は極めて良好(刑法犯全体に対する刑罰が重く、犯罪率が低い)
・経済水準が高く、物価や家賃・住宅価格も高額
・1年を通じて蒸し暑い
・東南アジア最大の国際金融センターで、世界的な観光地でもある
[移住希望度]★★★★★
1人当たりGDPがアジア第1位と経済水準が非常に高く、治安は極めて良好。生活レベルの高さに比例して物価や住宅価格はかなり高額。
オセアニアの太平洋諸島諸国やニュージーランドでは地震が頻発している。 一方、オーストラリア大陸の大部分は地震が発生しない・ほとんど地震被害がない地域で、穏やかな気候と良好な治安から人気の移住先。
(左上から時計回りにブリスベン、シドニー、メルボルン、パース)
〈ブリスベン/オーストラリア〉
・治安は良好
・温暖な気候で、年間の気温差が小さく過ごしやすい
・オーストラリアの他都市と比較して物価が安い
・ゴールドコーストなどのリゾート地に近い
[移住希望度]★★★★★
気候や治安、生活の利便性といった条件も完璧にクリアしていて居住には理想的。オーストラリアの都市では比較的物価が安く、生活しやすいと言われている。ゴールドコーストなどのリゾート地にも近いため人気が高い。
〈シドニー/オーストラリア〉
・治安は概ね良好
・ 年間を通じて安定した気候で、冬は暖かく夏は比較的涼しい
・物価はオーストラリアで最も高い
・市内に公園や緑地が多い
・南半球随一の国際金融センターで観光名所も多い
[移住希望度]★★★★★
気候と治安がよく、生活にも便利なことから多くの移民が集まってくる。オーストラリア最大の都市であり、物価や家賃・住宅価格は高い。
〈メルボルン/オーストラリア〉
・治安は良好
・夏は乾燥していて涼しく過ごしやすいが、冬の朝はやや肌寒い日もある
・市内に公園や緑地が多く、イギリス統治時代の歴史的な建造物と近代的な街並みが調和している
・オーストラリア有数の学術都市
[移住希望度]★★★★★
治安と気候もよく、景観も美しいことから “世界で一番暮らしやすい都市” (英エコノミスト誌)と評されたこともある。シドニーと同様に物価は高い。オーストラリア大陸の南端に位置しているため、冬の朝は少し肌寒い。
〈パース/オーストラリア〉
・治安は良好
・市内に公園や緑地が多く、自然豊かな都市
・夏は乾燥していて朝晩が涼しいため過ごしやすく、冬は温暖で快適な気候
・オーストラリア西端に位置しているため、大都市が集中している東部へのアクセスが不便
[移住希望度]★★★★★
治安や気候もよく、都会と自然が共存していることで移住先や留学先として人気。オーストラリアの他都市と同様、物価は日本に比べて割高。
④北アメリカ
カナダとアメリカの大部分は地震が発生しない ・ほとんど地震被害がない地域で、特にアメリカ東海岸はハリケーンなどの自然災害も少なく安全に暮らすことができる。(例外的にカリフォルニア州を含む西海岸は地震が多い)
(左上から時計回りにトロント、ニューヨーク、ボストン、マイアミ)
〈トロント/カナダ〉
・治安は良好
・外国人留学生や移民が多く北米有数の国際都市
・夏は冷涼で過ごしやすい気候だが、冬の寒さは厳しい
・物価や家賃・住宅価格は高い
[移住希望度]★★★★☆
カナダ最大の都市で北米有数の国際金融センター。生活利便性の高さと治安の良さ、夏が涼しく過ごしやすい点が魅力的。物価が高く、冬の寒さが厳しい点はデメリット。
〈ニューヨーク/アメリカ合衆国〉
・世界経済の中心都市
・近年の治安は概ね良好
・物価、家賃・住宅価格が非常に高い
・多くの人種や民族が暮らしている
・夏は暑く冬の寒さは厳しい(年間の気温差が大きい)
[移住希望度]★★★☆☆
世界最大の国際金融センター。さまざまなエンターテイメントや多様な価値観に触れることができる。1990年代以降は治安も急速に改善された。一方で物価や家賃・住宅価格が非常に高い。
〈ボストン/アメリカ合衆国〉
・歴史のある落ち着いた街並みが人気で、全米有数の学術都市
・全米諸都市の中でも物価が高い
・近年の治安は概ね良好
・冬の寒さが厳しく、降雪量が多い
[移住希望度]★★★☆☆
全米で最も歴史の古い都市で、アメリカの文化や歴史に触れることができる。1990年代以降は治安も改善され、落ち着いた雰囲気も魅力的。冬は寒く降雪量が多い。全米でもかなり物価が高い都市。
〈マイアミ/アメリカ合衆国〉
・全米有数のリゾート地として人気
・年間を通じて温暖で夏は蒸し暑いが、冬は快適な気温で過ごしやすい
・治安面に若干の不安あり
・物価が比較的高い
[移住希望度]★★★★☆
世界的にも有名なリゾート地で温暖な気候。貧富の差が大きく、治安に多少の不安がある。物価は全米でも比較的高く、住宅価格・家賃も高い。カリブ海に近いのでハリケーンが度々通過する。
⑤ヨーロッパ
欧州の大部分は地盤が頑丈で、地震が発生しない・ほとんど地震被害がない地域。そのため基本的にはどこに移住しても安心。(例外としてイタリア南部、ギリシャ等を除く)
(左上から時計回りにストックホルム、コペンハーゲン、ロンドン、パリ)
・北欧最大の都市で美しい景観が人気
・治安は良好
・夏は涼しく日照時間も長いため過ごしやすいが、冬の日照時間は短く寒さも厳しい。
・日本と比べて物価・税金が高い
・福祉が充実している
[移住希望度]★★★☆☆
良好な治安と充実した福祉、過ごしやすい夏の気候、美しい景観など魅力が多い。物価・税金の高さと冬の寒さはやや難点。
・北欧有数の大都市で、美しい景観が人気
・治安は良好
・夏は涼しく快適だが、冬は日照時間が短く寒い
・物価・税金が高い
・福祉が充実している
[移住希望度]★★★☆☆
美しい景観と良好な治安、充実した福祉、 涼しく快適な夏の気候がメリット。物価・税金が高いデメリットも含めて、ストックホルムとの共通点が多い。緯度の関係から、冬の気温はコペンハーゲンのほうが少しだけ暖かい。
〈ロンドン/イギリス〉
・欧州最大の国際金融センター
・治安は概ね良好
・物価、家賃・住宅価格は高い
・生活利便性が高く、公共交通機関も発達している
・夏は乾燥していて涼しく、冬の気温は東京と同じくらい
・世界的に有名な観光地も多い
[移住希望度]★★★☆☆
欧州最大の金融センターで、ニューヨークと肩を並べる世界経済の中心都市。地下鉄やバスなどの公共交通機関も発達している。年間の気温差が小さく、過ごしやすい気候。物価や家賃・住宅価格は高い。
〈パリ/フランス〉
・“花の都”と称される美しい街並みで、観光地としても人気
・治安は概ね良好
・物価、家賃・住宅価格が高い
・内陸に位置するため、年間の気温差はロンドンよりも大きい
・欧州有数の国際金融センター
[移住希望度]★★★☆☆
欧州有数の国際金融センター。世界的な観光都市で、 ヨーロッパにおける芸術や文化の中心地。“花の都”と呼ばれる美しい街並みも大きな魅力の一つだが、物価や家賃・住宅価格は高い。
⑥アフリカ、中東
アフリカ大陸の大部分とアラビア半島は地盤が頑丈で、 地震が発生しない・ほとんど地震被害がない地域。(アフリカ大陸北部、紅海沿岸部を除く)
(左上から時計回りにケープタウン、テルアビブ、ドバイ、ドーハ)
・冬は温暖で夏は涼しく、年間を通して過ごしやすい気候
・年間を通して晴天の日が多い
・美しい景観で観光地としても人気
・物価、家賃・住宅価格は比較的安く、生活費を抑えることができる
・アフリカ有数の国際金融センター
・治安面にかなりの不安がある
[移住希望度]★★★☆☆
年間を通して過ごしやすい気候、物価や家賃・住宅価格の安さ、観光地としても人気のある美しい景観など魅力的な都市。治安の悪さが大きな難点。
〈テルアビブ/イスラエル〉
・治安は良好
・観光地・リゾート地として欧米人に人気が高い
・冬は温暖で夏は涼しく、湿度も低いため過ごしやすい
・物価、家賃・住宅価格が高い
・中東有数の国際金融センター
・周辺諸国との軍事衝突に注意
[移住希望度]★★★★☆
年間を通して過ごしやすい気候で、美しいビーチも多くリゾート地として人気が高い。治安は良好だが、周辺諸国との軍事衝突が度々発生しているため要注意。
〈ドバイ/アラブ首長国連邦〉
・治安は良好
・経済水準が高く、富裕層が多い
・物価や家賃・住宅価格は高額
・砂漠気候で冬は比較的涼しいが、4月〜10月頃にかけて酷暑の日が続く
・中東を代表する国際金融センターであり、世界有数の観光都市でもある
[移住希望度]★★★★☆
治安は良好。砂漠気候で乾燥しており、年間を通して暑い日が続く。周辺イスラム諸国及びUAE国内の他地域と比較すると比較的イスラム教の戒律は緩い。物価や家賃・住宅価格が高い。
〈ドーハ/カタール〉
・治安は良好
・経済水準が高く、富裕層が多い
・物価や家賃・住宅価格はかなり高額
・砂漠気候で冬は比較的涼しいが、4月〜10月頃まで酷暑の日が続く
・イスラム教の戒律がやや厳しい
・中東を代表する金融センターだが、外国人観光客は少ない
[移住希望度]★★★☆☆
経済水準の高さに比例して物価や家賃・住宅価格も高い。砂漠気候で乾燥しており、年間を通して暑い日が続く。イスラム教の戒律がやや厳しい点に注意。
〈総評〉
“地震のない国” を条件に世界24都市をピックアップしたものの、海外移住に際して重要なポイントは非常に多く、治安、気候、物価・住宅価格、生活レベルや医療水準、インフラの整備状況、宗教、周辺諸国との関係性といった様々な点を考慮しなければならない。
外国人が他国を見る際には、「街並みが綺麗」「有名な観光地がある」といった表面的な魅力に惹かれてしまうが、いざ家族で移住することを考えると候補地はかなり限定されてくる。
それぞれの都市(国)に長所と短所があって、例えば治安が良好なシンガポールや香港、ドバイ(UAE)は物価や住宅価格が高く、気候に恵まれたケープタウン(南アフリカ)は治安が悪いなど、理想の移住先を見つけるのは結構難しいことが分かる。
過ごしやすい気候と良好な治安が魅力的なテルアビブ(イスラエル)は世界でもトップクラスの物価の高さが難点で、金銭面を考えると移住は厳しそう。
同様の理由から気候が穏やかなシドニーやメルボルンといったオーストラリアの諸都市も、物価の面で移住候補先としてはハードルが高い。
(例外的に留学生の多いブリスベンは物価が若干安いので、移住候補先として考えてみる予定)
現時点では治安が良好で、物価や住宅価格も比較的安く、生活水準と医療水準が一定レベルを上回っているクアラルンプール(マレーシア)が最有力候補かも?
今回は大都市を中心に移住候補地を調べてみたけど、物価や家賃・住宅価格を抑えるためには(少し不便でも)地方都市に照準を合わせて移住先を再考する必要がありそうだ。
地震さえなければ、生まれ育った東京で暮らすのが一番なんだけどなぁ‥
それよりも海外移住できるほどの金がない!!
(今さら気付いたわww)