joyful777

平凡な日常生活の戯言

平成の歌姫たち

 

(令和だけど‥)    “平成の3大歌姫” 

浜崎あゆみ

宇多田ヒカル

安室奈美恵

 

この 3人の魅力 について、俺なりに考察してみます。

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まずは、CDの総売上枚数。

 

浜崎あゆみ・・    5070.8万枚

宇多田ヒカル・・ 3734.0万枚

安室奈美恵・・  3618.9万枚

 

(※オリコン調べ 2019年4月現在)

 

トップバッターは、CDセールスで一歩リード している浜崎あゆみ

 

1998年4月にシングル [poker face] でデビュー。

愛称〈あゆ〉

代表曲は [monochrome] [SEASONS] [M]  etc‥

 

あゆの一番の魅力は、本人が書く歌詞だと思います。

一見華やかなビジュアルでありながら、人間の孤独や心の痛みを切実に表現した歌詞 は、まさに 唯一無二。

 

なんていうか、切ないんですよね‥。歌詞が。

 

特に初期の作品には、誰もが一度は感じる孤独や虚無感 を的確に言い表した曲が多いんですが、言葉のチョイスがマジで天才的!!

 

心の奥底に抱えた上手く言い表せない想い をここまで分かりやすく歌詞にされると、正直脱帽ですね。

 

あゆの歌詞って、

・人生のネガティブな経験

(孤独や別れ、喪失感や辛い記憶)

 

・感受性と共感性

 

・自身の想いを的確に言葉として表現する能力

(俗に言うボキャブラリーじゃないですよ、念のため‥)

 

これらのすべてを持ち合わせた人だけが生み出せる歌詞 なんだと俺は最近思うんです。

 

何不自由なく生きてきた人や、ちょっと鈍い人(失礼)、自分の気持ちを上手に言葉にする能力のない人 (俺みたいなタイプww) には到底書けない歌詞 です。

 

育ってきた環境、本人の性格、溢れる想いを言葉に置き換える才能が混ざり合って、

浜崎あゆみ” というアーティストの秀逸な歌詞を作り上げている と言うべきですかね‥

 

2002年頃からは、聴く人を包み込むような優しいバラードや前向きな曲、力強いロックナンバーも増えてきて、表現力の幅広さ にも驚かされました。

 

作詞だけではなく、[M] や [evolution]といった大ヒット曲の作曲 で、ソングライターとしての能力を証明した点 も印象的でした。

 

自ら作曲を手掛けたことで、これまでの “カリスマアイドル・人気シンガー” から “トップアーティスト” として飛躍していくターニングポイントになった と言えますね!

 

簡潔にまとめるとすれば、

アイドルとアーティストのハイブリッドとして最強の進化を遂げた歌手 なんですよ。(断言)

 

個人的な意見ですが、あゆほど名曲揃いのアーティストは他にいない と思います。

(1999年〜2013年頃までにリリースされたシングルとアルバムは、ほぼ全部持ってる‥。)

 

本人の自作曲も、提供された曲もクオリティーがめちゃくちゃ高い!

 

曲調は基本的に、王道のJ-POPやダンスポップ、デジタルロック、バラード等がメイン路線なんですが、とにかく印象的なのは 一度聴いただけで覚えられるキャッチーなサビ ですね。

その楽曲に やや暗く切ない歌詞が載る不思議な組み合わせも、あゆの楽曲ならではの特徴 かと‥。

 

デビューから2〜3年目までは、やや暗くて陰鬱なイメージの歌詞が多かったと思うんですが、2002年12月リリースの5thアルバム[RAINBOW] 以降は、人間の温かさや愛情を感じる曲が目に見えて増えていきました。(きっとこの時期に心境の変化があったんですね‥)

 

また、モデルや女優、ティーンアイドルとして活動していた経緯からも分かる通り、整った顔立ちのルックスも強みの一つ。

 

数々の流行を生み出したファッションリーダーとしても有名でしたが、先駆者という意味ではさすがに先輩の安室ちゃんが突出していましたね‥。

 

 

続いては、前述のあゆと同期デビューの宇多田ヒカル

 

1998年12月、シングル [Automatic / time will tellでデビュー。

愛称〈ヒッキー〉

代表曲は [Automatic] [Addicted To You] [Can You Keep A Secret?] etc‥

 

正直な話、宇多田ヒカルに関して言えば 安室ちゃんやあゆほど聴き込んでいなかったので、詳しく語れない部分も多いです‥。

(ファンの人には申し訳ないですが‥。)

 

ライトリスナー(?)の浅い知識で語るとすれば、宇多田ヒカルの魅力は 独自の音楽性 だと思います。

 

洋楽(R&B)をベースに、J-POP寄りの親しみやすいメロディーラインを取り入れた新しいタイプの楽曲 が、当時としては斬新だった点こそ、大ブレイクの一番の理由 でしょうか?

(どこかで拾ってきたような解析‥)

 

ニューヨーク出身の帰国子女で、英語も堪能なバイリンガルだった点 に加えて、母親が有名な歌手だったこと も話題になりました。

 

若干16歳で、[First Love] のような大人っぽいラブバラードを作ったのは驚きです‥

 

中毒性があって、時々すごく聴きたくなるのは不思議な魅力。

 

耳馴染みのいいウィスパーボイスで、1/fゆらぎ(?)と呼ばれる声質 も人気の秘密らしいです。

(これもどこかで拾ってきたような解析‥)

 

(ちなみに、俺が一番好きな曲は [Can You Keep A Secret?] ですかねー。)

 

3大歌姫では一番特徴があって、最も好き嫌い (っていうか音楽性の好み?) が分かれるアーティストが宇多田ヒカル かなぁーと思います。

 

 

ラストは、2018年9月に 惜しまれつつ引退 してしまった安室奈美恵

 

1995年10月、小室哲哉プロデュースのシングル[Body Feels EXIT] でソロデビュー。

愛称〈安室ちゃん〉

代表曲は [CAN YOU CELEBRATE?] [Don't wanna cry] [Chase the Chance]  etc‥

 

じつは、俺が一番最初に買ったシングルCDが安室ちゃんの  [Chase the Chance]  だったこともあって、すごく思い入れの深いアーティスト です!

 

安室ちゃんの最たる魅力はやっぱり、抜群の歌唱力とダンススキル、カリスマ性 ですね。

 

アップテンポなダンスナンバーを軽やかに歌って踊るパフォーマンス力 には、本当に見惚れました。

 

“歌いながらダンスをしてるのに息切れしない”って、相当すごいと思うんです!

 

おまけに、小室哲哉の難しい曲をスラスラと歌いこなす  歌唱力とリズム感!

 

小室プロデュースを離れた2001年以降はさらに進化を遂げ、早口の英詞ラップなんかも楽々と披露しています。

 

音楽として聴くには最高なんですが、一般人の歌唱技術だと、カラオケで絶対に歌えない曲ばかり(笑)

 

これはもう、天賦の才としか言いようがない ですね!

(もちろん並外れた努力の賜物でもあることは承知していますが‥)

 

もう一点、安室ちゃんについて特筆すべきはビジュアル でしょう。

 

メッシュの入った茶髪や囲み目メイク、小麦色の肌も若い女性たちの間で大流行 して、

ファッションリーダーとしての一面 を持ち合わせていた稀有な歌手でもありました。

 

安室ちゃんが一躍トップスターになった理由の一つは、“今まで日本にいなかったタイプのアイドルだったから”

 

俺はこの点が、かなり重要なキーポイントだと確信しています。

 

正直なところ、歌唱力があってルックスもいい女性歌手 (いわゆるアイドル歌手) は、文字通り “星の数ほど” 存在していました。

 

それでも大概は男性ウケを狙った清楚なタイプで、黒髪にナチュラルメイクの既定路線を守っている人たちばかりでした。

(悪く言えば地味で無個性?)

 

これはおそらく、女性アイドル歌手の主な支持層となる男性ファンに向けた営業戦略だったんだと思います。

 

そんな中で現れた安室ちゃんの派手なヘアカラーと濃いアイメイクが、当時の世間に大きなインパクトを与えたのは想像に難くないですよね。 

 

新しい時代を象徴する “派手な美人像”のロールモデルになった著名人 と言っても過言では気がします。

(たぶん‥)

 

今で言うギャルメイクですが、元祖は間違いなく安室奈美恵ですよね。

 

若い女性たちがヘアメイクを真似して、世間にアムラーと呼ばれるフォロワーが溢れかえった のは有名な話。

(俺は当時小学生だったので、そのあたりの流行は覚えていませんが‥)

 

結果として、“女性ファンに支持される女性歌手”という、新世代のスター像が生まれた わけです。(Wikipedia参照)

 

この “同性が憧れるカリスマディーバ路線”は、ミレニアム〜2000年代を経て、後輩の浜崎あゆみ倖田來未にも確実に受け継がれていくことになりました。

 

楽曲の方向性に関しては、

①初期のユーロビート路線

②小室プロデュース時代

③HIP-HOP、R&Bテイスト

 

時代別に大きく分類すると、こんな感じですかね。

(小室プロデュース時代って括りはずいぶん大雑把だなww)

 

安室ちゃんの場合、あまり自ら楽曲制作に携わっていないようなので、歌詞や曲調から独自のメッセージを汲み取るのは難しいです‥

(もちろん大好きな曲はたくさんあるけど)

 

その点が、自身でソングライティングを行なっている浜崎あゆみ宇多田ヒカルと大きく違うところですね。

 

代わりに 歌唱力とダンススキルに優れ、歌手/パフォーマーに徹した点 が安室ちゃんの最大の特徴ではないでしょうか?

 

間違いなく 平成を代表する歌姫であると同時に、伝説のトップアイドル としても後世に名を残した人ですね。

 

ところで、安室ちゃんがアイドルに該当するかどうかは判断の分かれる点だと思います。

 

疑問を抱いた方も多いかもしれません。

 

俺は アーティストもアイドルも同格 だと思っているので、敢えて 安室奈美恵=トップアイドル と評価させていただきました。

 

(SMAPや嵐が、B'zやミスチルと肩を並べる国民的スターであるのと同じ理屈です。)

 

〈総評〉

“平成の歌姫”と呼ばれた女性ソロ歌手は他にも、華原朋美MISIA倉木麻衣中島美嘉倖田來未BoA といった面々が思い浮かびます。

 

彼女たちが活躍した1990年代〜2000年代は、シングル・アルバムを問わずミリオンセラー作品が次々と誕生した “群雄割拠”の時代でもありました。

 

そんなJ-POPの最盛期においても、

浜崎あゆみ 

宇多田ヒカル 

安室奈美恵 

 

やはり、この3人は別格の歌姫でした。

 

各々に 数多くの大ヒット曲があり、聴いただけで当時の思い出が鮮明によみがえる のは、一時代を築いたアーティストである証 だと思います。

 

時間の流れって結構残酷なもので、泣けてくるほど懐かしいのに、過去を振り返ってる間にも月日は過ぎていくんですよね‥。

10代だったはずの俺も、いつの間にか30代になってしまいました。

(まぁ、どうでもいい個人情報ですがww)

 

 

話が脱線してしまったのですが、3大歌姫の最たる共通点は、とにかく多才でオールマイティー というところでしょうか。

 

歌唱力があって、ルックスも美人で、人気 (セールス面での実績)も抜群と三拍子揃っている のは本当に感服します!

 

そして、

作詞作曲の才能 (あゆ、宇多田)

ダンスパフォーマンス (安室ちゃん) といったそれぞれの個性が加わり、オンリーワンの存在になったんですね!

 

余談ですが、男性ソロ歌手にはここまでの大物っていないですよね?

(“自称” 大物ミュージシャンは何人かいるけどww)

 

また女性ソロ歌手界隈でも、令和の時代になってからは、“歌姫不在”って感じでどことなく寂しい気がします‥

 

願わくば、いつかまた チャートを席巻する新たな歌姫が登場してくれると嬉しい ですね!

 

(ついでに 男性ソロ歌手でも、若い頃の木村拓哉みたいなカリスマが現れたら最高 なんですが‥)

 

高校時代は人生のすべて

 

〈高校時代は人生のすべて〉

 

これは、俺の特殊な持論 だ。

他人にはあまり共感されない‥


"どんな高校時代を過ごしたか"

 

この一点が、

とても重要なポイント だと

俺は無条件に信じている。

 


俺にとって、ピラミッドの頂点に属する高校生の条件 は単純だ。

 

①東京で共学の高校に通っていること (偏差値はあまり関係ない)

 

②美男美女で、ギャル or ヤンキー

 

ティーン誌に、スナップショットかプリクラが掲載されたら完璧

 

 

f:id:joyful777:20221007101653p:image(※イメージ)

イケイケのリア充陽キャたち‥ 眩しい‥

 

①は最低限の条件

いわばスタートライン 

(一番悲惨なのは、田舎の男子校あたりだと思うww)

 

②も重要な条件

地味男や地味子は論外。

派手で目立つ外見こそが大正解◎


③に関しては、

“全高校生のカースト” で優位に立つためのリーサルウェポン(?)

 


まー、そんなところか。

 


例え一流大学に入って、大手商社なんかに入社したとしても、上記のような高校時代を過ごしていない限り、(俺にとっては) あまり意味がない。

 


これは決して、

負け惜しみや学歴コンプレックスの類いではない。

偽りのない本心だ。

 


育った環境が作り上げた考え方なのか、生まれながらのマインドなのか、そのあたりは俺自身も正直分からない。

 


いわゆる、"マイルドヤンキーへの憧れ" だったのかもしれない。

 


俺自身、東京出身で共学の都立高校に通っていた。


中途半端ながら、高校時代はギャル男になろうと奮闘していた。


茶髪、ピアス、日サロ は必須


腰パンに安っぽいチェーン、成金セレブのような巨大ネックレスも、マストアイテム。


流行に乗り遅れないよう、最新の話題は必ずチェックしていた

 

(好きでもない)  アーティストの新曲

(興味のない)  ワールドカップ

(行く予定もない)  渋谷109のショップ

(買う気もない)  ケータイの新機種

(よく知らない)  芸能人のゴシップ話

(どうでもいい)  クラスメイトの噂話 etc‥

 


男女問わずスムーズに会話ができるよう、話のネタを収拾する毎日。

 

一番ホットな話題を把握しておくことも、

"イケてる高校生たち" の必須条件 だと信じていた。


すべては周囲から孤立しないために、

理想の自分に近付くために‥

 

それでも、時々考える。


"人生で一番楽しい時期"だったはずの高校時代が終わって、俺には何が残ったのだろう?


ダサいやつだと思われることを一番恐れ、外見や他人からの評価だけを気にしていた3年間。


理想の自分と現実の自分の差は大きく、永遠に追いつけないと分かっていたのに‥

 


もちろん、俺は自分の過去を後悔しているわけではない。


楽しかった時間は一生の大切な想い出 だ。

 


だけど、やっぱり俺は考える。


いつまでも “あの頃” の価値観に縛られて生きていくのは、意外と疲れるものだと‥

 


〈高校時代は人生のすべて〉


この持論から解放された時、本当の意味で俺は大人になれるのかもしれない。