joyful777

平凡な日常生活の戯言

高校時代は人生のすべて

 

〈高校時代は人生のすべて〉

 

これは、俺の特殊な持論 だ。

他人にはあまり共感されない‥


"どんな高校時代を過ごしたか"

 

この一点が、

とても重要なポイント だと

俺は無条件に信じている。

 


俺にとって、ピラミッドの頂点に属する高校生の条件 は単純だ。

 

①東京で共学の高校に通っていること (偏差値はあまり関係ない)

 

②美男美女で、ギャル or ヤンキー

 

ティーン誌に、スナップショットかプリクラが掲載されたら完璧

 

 

f:id:joyful777:20221007101653p:image(※イメージ)

イケイケのリア充陽キャたち‥ 眩しい‥

 

①は最低限の条件

いわばスタートライン 

(一番悲惨なのは、田舎の男子校あたりだと思うww)

 

②も重要な条件

地味男や地味子は論外。

派手で目立つ外見こそが大正解◎


③に関しては、

“全高校生のカースト” で優位に立つためのリーサルウェポン(?)

 


まー、そんなところか。

 


例え一流大学に入って、大手商社なんかに入社したとしても、上記のような高校時代を過ごしていない限り、(俺にとっては) あまり意味がない。

 


これは決して、

負け惜しみや学歴コンプレックスの類いではない。

偽りのない本心だ。

 


育った環境が作り上げた考え方なのか、生まれながらのマインドなのか、そのあたりは俺自身も正直分からない。

 


いわゆる、"マイルドヤンキーへの憧れ" だったのかもしれない。

 


俺自身、東京出身で共学の都立高校に通っていた。


中途半端ながら、高校時代はギャル男になろうと奮闘していた。


茶髪、ピアス、日サロ は必須


腰パンに安っぽいチェーン、成金セレブのような巨大ネックレスも、マストアイテム。


流行に乗り遅れないよう、最新の話題は必ずチェックしていた

 

(好きでもない)  アーティストの新曲

(興味のない)  ワールドカップ

(行く予定もない)  渋谷109のショップ

(買う気もない)  ケータイの新機種

(よく知らない)  芸能人のゴシップ話

(どうでもいい)  クラスメイトの噂話 etc‥

 


男女問わずスムーズに会話ができるよう、話のネタを収拾する毎日。

 

一番ホットな話題を把握しておくことも、

"イケてる高校生たち" の必須条件 だと信じていた。


すべては周囲から孤立しないために、

理想の自分に近付くために‥

 

それでも、時々考える。


"人生で一番楽しい時期"だったはずの高校時代が終わって、俺には何が残ったのだろう?


ダサいやつだと思われることを一番恐れ、外見や他人からの評価だけを気にしていた3年間。


理想の自分と現実の自分の差は大きく、永遠に追いつけないと分かっていたのに‥

 


もちろん、俺は自分の過去を後悔しているわけではない。


楽しかった時間は一生の大切な想い出 だ。

 


だけど、やっぱり俺は考える。


いつまでも “あの頃” の価値観に縛られて生きていくのは、意外と疲れるものだと‥

 


〈高校時代は人生のすべて〉


この持論から解放された時、本当の意味で俺は大人になれるのかもしれない。