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平凡な日常生活の戯言

#ジャニーズ事務所ありがとう

 

今日のYahoo!ニュース(スポニチ)の記事。

とても深く考えさせられる内容だった。

 

ジャニーズ最後の日、トレンド1位「#ジャニーズ事務所ありがとう」 世界にも反響「寂しい」「永久不滅」

 

ジャニー喜多川ジャニーズ事務所社長による性加害問題を受け、17日付で社名を「SMILE-UP.(スマイルアップ)」に変更することを発表したジャニーズ事務所。「ジャニーズ」最後の日を迎えた16日、ファンからは感謝の声が続出した。「#ジャニーズ事務所ありがとう」が日本のX(旧ツイッター)トレンド1位、また世界トレンドでも10位(16日9時時点)にランクインするなど、大きな反響となっている。

 

故ジャニー氏による性加害問題に揺れる同事務所。今月2日に行われた2度目の会見では、従来のジャニーズ事務所の社名は「SMILE-UP.(スマイルアップ)」に変更され、被害者救済や補償に特化し、補償が終わり次第廃業すると発表された。また、東山紀之を社長、井ノ原快彦を副社長とするエージェント会社を1カ月以内に立ち上げるとした。

 

1962年の創業から61年にわたり掲げてきた「ジャニーズ」の看板に、16日についに幕を下ろす。ジャニーズ事務所関連のサイトが次々と名称変更となるなど、歴史ある社名の変更は多大な影響を及ぼし、現在も対応に追われている。

 

ジャニー氏と決別し、再出発を誓う同事務所。最後の日を迎え、これまでタレントを支え、タレントを応援し続けていた多くのファンから「有事にはいち早く自社持ち出しで支援を行ってきた。自然災害やコロナ関連・児童養護施設・医療の分野での支援を職員の方等のポストで知る。これはジュリーさんが株主だったからこそ。エンタメと共に日本は大切な物を自ら手放す事になった、これは大変な損失だと思う」「これからもずっとずっと大好き」「僕にとってジャニーズは宝物です。僕にとってジャニーズは青春です。僕にとってジャニーズは永遠不滅です。終わってしまうのは寂しいけど、、これからもずっと!ファンクラブを継続します!!」「ジャニーズとしてのアイドル生活最後の日 素敵な推しに出会えて幸せです 今までもこれからもジャニーズが大好きだよ」とさまざまな声が上がり、瞬く間にトレンド入り。「#ジャニーズ事務所ありがとう」は日本トレンド1位となり、さらに「ジャニーズ最後の日」などの関連ワードもトレンド入りする大反響となった。

(Yahoo!ニュース・スポニチより引用)

 

また今日(10月16日)をもって、全国各地のジャニーズショップも閉店を余儀なくされ、多くのファンが名残を惜しみながら訪れたようだ。

 

今年の3月にイギリスのBBCジャニー喜多川氏による性加害問題を報道した時には、まさかここまでの大騒動になるとは思わなかったというのが個人的な感想だった。

 

(一般人ながら) 噂レベルでもそんな話は聞いたことがなかったので、降って湧いたような突然の大スキャンダルに驚愕したのをよく覚えている。

 

報道後もしばらくは、都市伝説みたいなものだと思っていたし、徐々に収束していくだろうと考えていた。(マスコミもこの時点では様子見のスタンスだったと推測できる)

 

ところが5月に当時の代表取締役社長・藤島ジュリー景子氏による謝罪動画が公開され、各メディアが一斉に報道してからは事態が一変。

 

夏にはニュースやワイドショーもジャニーズ事務所関連の話題で持ちきりとなり、9月7日と10月2日には記者会見を開いたのも記憶に新しい。

 

ここまでは事務所として当然の責務であり、ジャニーズ事務所には性被害を訴えた被害者への謝罪責任もある。

 

しかし、どう考えても一部のアンチによるジャニーズ事務所バッシングは異常だと俺は思う。

 

(この件に関しては今年の5月にもブログに率直な感想を述べているので読んでみてください)

 

 

本来バッシングの対象となるべきは、(故人となってしまったが) 性加害の張本人であるジャニー喜多川氏だけで十分なはずだ。

 

にも関わらず、アンチはまるでジャニーズ事務所全体に責任があるかの如くバッシングを続け、社内の人事にも文句を言って騒ぎ続けている。

 

CM等に所属タレントの起用を見送る企業も続出し、挙げ句の果てには「ジャニーズタレントが出演するなら(番組の)スポンサーを降りる」と宣言する企業まで出てくる始末。

 

これを “いじめ”と言わず何と言うのか?

 

正義論を振りかざし、寄ってたかってジャニーズ事務所を攻撃している今の現状は、集団いじめの典型的なパターンだ。

 

加害者のジャニー喜多川氏が亡き今、専念すべきは被害者への補償のみであって、事務所を必要以上にバッシングしたり、所属タレントを干そうとするような動きには憤りを感じる。

 

ネットには “タレントやファンも含めた連帯責任” との意見も散見されたが、江戸時代の武士じゃあるまいし、そんな理不尽な仕打ちはないだろう。

 

ならば[性暴力事件を起こした某野球選手の処遇についてはどうなるんだ?]と問いかけてみたい。

 

ジャニーズ事務所をタレントやファンごとバッシングする口実に “連帯責任” なんて屁理屈が通用するなら、性暴力事件を起こした選手が所属している球団は公式に謝罪会見を開く必要があるし、球場に足を運ぶ観客も加害者ということになる。

(実際のところ当該選手は上っ面だけの処分で、球団は謝罪コメントの一言も発していない)

 

はっきり言って野球界では女性への性暴力が蔓延しているようだが、大抵は黙認されているような印象だ。

 

芸能界の性被害については、某女性アイドルグループのメンバーもセクハラを受けたり、枕営業を強要されたと複数の週刊誌が報道している。

 

また大物お笑い芸人による若い女性タレントへの性加害も、被害に遭った女性タレント本人が告発していたが、いつの間にか揉み消されてしまった。

 

周知の通り、日本社会は薄汚いおっさんが動かしている。

 

ご都合主義で欲深い中年オヤジたちの価値観をもとに、“その他大勢の人々” が消費されている状況だ。

 

アンチによるジャニーズ事務所へのバッシングは、おそらく性加害に対する批判や正義感などではない。

 

なぜなら、ジャニーズアンチ=前述の中年オヤジたちを含む男ばかりで、普段は性犯罪など気にも止めていないであろう連中がほとんどだからだ。

 

アンチは単に若い女性たちから人気のあるジャニーズタレントへの僻みを、ジャニー氏の性加害と無理矢理結びつけて “連帯責任論” にすり替えようとしているだけだと思う。

 

こんなダブルスタンダードがまかり通る世の中で、「性加害は許さない!」などと声高に叫んでいるアンチには呆れてくる。

 

もちろんジャニー喜多川氏の性加害は決して許されないが、才能ある若いタレントたちが活躍の場を奪われるのは、日本のエンタメ業界にとって大きな痛手だと思う。

 

〈#ジャニーズ事務所ありがとう〉

話が長くなってしまったけど、ジャニーズ事務所の名称が消えてしまうのは少し寂しい気分だ。

 

今も昔もたくさんのファンに愛されるアイドルグループを生み出してきたジャニーズ事務所

 

俺も子どもの頃からずっと憧れていた。

 

髪型やファッションを真似したり、好きなグループの曲を聴いてテンションを上げたり、青春の一部にはいつの間にかジャニーズアイドルがいた。

 

今回話題になった[#ジャニーズ事務所ありがとう]もファンによる純粋な感謝の気持ちだと俺は思う。

 

ファンは決してジャニー喜多川氏を擁護しているわけではない。

 

多かれ少なかれ、自分たちの青春を彩ってくれたジャニーズ事務所のアイドルたちに「ありがとう」と伝えたいのだろう。

 

批判コメントも覚悟で “たくさんの想い出をありがとう” と素直な気持ちを呟いた人たちに、同じファンとして敬意を表したい。

 

ジャニーズ事務所ありがとう!

 

新しい会社になってもずっと応援します!!

Don't worry, be happy!