joyful777

平凡な日常生活の戯言

太陽系に人類が移住可能な惑星はあるのか?

 

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【上段左側から水星、金星、地球、火星、木星土星天王星海王星冥王星

 

俺は子どもの頃から宇宙に興味がありました。

神秘的で謎に満ちていて、宇宙のことについて考えていると時間が経つのも忘れてしまうほどです。(本当か?ww)

 

小学校の卒業文集には[将来の夢=宇宙飛行士]とはっきり書いてあったので、俺の宇宙愛(?)は意外と本気だったのが分かります。

 

宇宙飛行士に関しては、ジェットコースターに乗ると酔ってしまう体質なので諦めたのですが、宇宙への興味は今でも尽きません。

 

例えば “宇宙の果てはどうなっているのか?”

 

無限に広がっているという説もありますが、無限に広がる空間なんて理論上存在しないと思います。

 

一般的には、宇宙空間は有限で膨張を続けているという説が多数派のようですね。

 

宇宙の誕生は約138億年前 (現在観測できる一番遠い光源から放射された光が地球から約138億光年の距離に存在するため) なので、地球から宇宙の端までは少なくとも138億光年以上離れています。

 

ただ、地球から最も遠い光源が約138億光年の距離に存在したとしても、その光源から放射された光は約138億年も昔の光なので、(宇宙が膨張を続けているとすれば) 今の時点で宇宙の体積はさらに広がっているはずです。

 

Wikipediaによると、地球から可視宇宙(宇宙光の地平面)の端までの距離は、半径約465億光年(直径約930億光年)と計算されているそうですが、俺は物理も数学も苦手なので何がなんだかよく分かりませんww

 

 

この直径約930億光年という数字は、あくまで観測可能な宇宙の広さであり、全宇宙の一部に過ぎないとも言われています。

 

宇宙空間が有限だとすれば、宇宙の外側には何があるのか?

 

無限に広がっているとすれば、どういった理論で説明がつくのか?

 

知りたいことや調べたいことは山ほどありますが、現代の宇宙科学ではやはり推測に頼るしかない部分も多いようです。

 

〈今回の本題〉

 

太陽系に人類が移住可能な惑星はあるのか?

 

広大な宇宙への興味は尽きませんが、未知のエリアに思いを馳せるより、まずは地球のご近所でもある太陽系の惑星について調べるのが先決!!

(いつも通りWikipediaを参考に考察してみたいと思いますww)

 

手始めに太陽系についての簡単な情報ですが、太陽系とは、太陽を中心に8個の惑星(冥王星は2006年に準惑星へ降格)、5個の準惑星惑星を取り巻く衛星等で構成されている惑星系です。

 

太陽から近い順に、①水星 ②金星 ③地球 ④火星 ⑤木星土星天王星海王星冥王星と並んでいます。

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(太陽系の惑星図)

 

太陽に最も近い水星は、太陽からの距離が約5800万kmで、逆に最も遠い冥王星は太陽から約59億kmも離れています。

 

ちなみに太陽から地球までの距離は約1億5000万kmで、通常太陽系内の惑星間距離を表す際には、太陽〜地球間の距離を基準(1.0)とする天文単位(単位記号=au)が用いられるそうです。

 

他の惑星に移住するなら、太陽との距離は重要です!

 

太陽に近すぎると直射日光で灼熱地獄だし、逆に遠すぎると暗黒の極寒地獄ですからね。

 

まずは、人間が他の惑星で生きていくための条件から考えてみました。

 

〈人間が他の惑星で生きていくための条件〉

人間が他の惑星で生き延びるために必須と考えられる条件としては、

①適度な気温

②大気中の酸素濃度が20%前後

③有害な紫外線や宇宙放射線が遮られている

④飲用可能な水(もしくは氷)が存在する

⑤地球(地表)と同程度の大気圧、重力

以上の5点が最低条件として挙げられると思います。

 

地球以外の太陽系惑星に、そんな好都合な星があるのでしょうか?

 

ないですね。確実に。

 

テラフォーミングでもしない限り、太陽系には地球以外に居住可能な惑星はありません。

 

 

我々が暮らしている地球は、人間を含めた生物が生きていくために最適な環境を持った奇跡の惑星 というわけです。(地球に感謝!)

 

その他にも、

・大気中や土壌に有毒物質が含まれていないか?

・未知の恐ろしい病原体が存在していないか?

など、様々な環境要素が複雑に絡んできます。

 

もちろんこれらは、 生身の人間が地球上と同じような環境で暮らすための条件 です。

 

最初からハードルが高かったのかもしれません‥

 

では、少し妥協してハードルを下げてみましょう。

 

①頑丈なシェルターで暮らす

②外出時は宇宙服を着用する

 

やや不自由ですが、これなら国際宇宙ステーションに滞在している宇宙飛行士と同じような環境ですね。

 

移住可能な惑星が存在する希望も見えてきました!

 

ところで、移住先の惑星が “岩石惑星であること” も必須条件と言えるでしょう。

 

太陽系の惑星は ①岩石惑星 ②ガス惑星 ③氷惑星 の3種類に大別されますが、宇宙船やロケットが着陸できるのは岩石惑星だけです。

 

ちなみに、岩石惑星に分類されるのは水星、金星、地球、火星で、 ガス惑星が木星土星 氷惑星は天王星海王星冥王星とされています。

 

ガス惑星に分類される木星土星は、文字通りガスで覆われた惑星なので着陸する地面がありません。

 

厳密に言えば、ガス惑星も中心部(中心核)は岩石で形成されているのですが、ロケットで着陸しようにも分厚いガスの中を数万kmに渡って進んでいく必要があります。

(一般的にガス惑星は質量が大きいので、“強い引力で中心核に向かって引きずり込まれる” と表現するのが正しいかもしれませんね)

 

ロケットで進むというよりは、墜落していくイメージです。

 

いずれにしても中心核に到達する前に、数万気圧〜数百万気圧を超える猛烈な大気圧で押し潰されてしまうか、強い引力で惑星の中心部に引き込まれる際の空気抵抗による熱 (数万℃以上)で燃え尽きてしまいます。 (合掌‥)

 

氷惑星についても、天王星海王星は表面が凍ったガスや液体で覆われているので、ガス惑星と同様に着陸は不可能です。

(例外的に冥王星は表面が氷なので、岩石惑星に近い性質を持っているようですが‥)

 

この時点で、残念ながら木星土星天王星海王星は移住先の候補から外れてしまいました。

 

では着陸可能な岩石惑星であり、残りの移住候補先でもある水星、金星、火星、冥王星はどうでしょうか?

 

せっかくなので、太陽系の8個の惑星+冥王星がどのような環境の惑星なのか調べてみました!

 

〈太陽系惑星の環境〉

①水星 (Mercury)

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水星は太陽に最も近い岩石惑星で、太陽系惑星では最小の惑星です。

 

表面の平均気温は約180℃と高温で、最も暑い場所(赤道付近)では日中の最高気温が約430℃にも達するのですが、夜間は一転して約−170℃まで急降下。

(水星の大気は非常に希薄で熱を保つことができないため、昼間の熱が夜になると宇宙空間へ放出されてしまうそうです)

 

昼夜の気温差はなんと約600℃!

 

昼間は至近距離からの太陽光で灼熱地獄、太陽の当たらない夜間は表面の熱がすべて宇宙空間に放出されてしまう極寒の惑星。

 

また大気が希薄ということは、当然大気圏も存在しないため、強烈な紫外線や宇宙放射線を直接浴びることになってしまいます。

 

このようにいろいろな問題が山積している水星ですが、最大のネックは昼間の太陽光ですね。

 

最高気温が約430℃まで上昇するような環境では、どんなに丈夫な宇宙服も熱で溶けてしまいます。

 

ただ、水星の北極と南極のクレーター付近には太陽光が当たらない “永久影” と呼ばれる場所があるらしいので、その周辺にシェルターを建設すれば居住は可能かもしれません。

(永久影の周辺には氷があることも確認されています)

 

気圧は地球の約1/1兆に過ぎませんが、宇宙服を着用すれば耐えられるでしょう。

 

つまり水星に移住する際の条件としては、

①太陽光が当たらない極地方のクレーター付近にシェルターを建設する

②外出は宇宙服が必須で短時間 (絶対に太陽光の当たる場所には近寄らない)

 

移住可能かどうかは、かなり微妙なラインですね。

個々の判断に任せますww

 

②金星 (Venus)

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金星は質量・直径共に地球とほぼ同等で距離も近く、“地球の兄弟惑星” と呼ばれる岩石惑星。

 

重力も地球の約0.9倍とほとんど変わりません。

 

この情報だけだと、移住先の候補地として相応しいようにも思えますが、現実には地獄絵図のような環境だとか‥

 

まず金星の上空は濃硫酸の厚い雲で覆われていて、絶えず硫酸の雨が降り注いでいます。

 

さらに金星の雲の上層部では、時速約400kmの風が吹きつけているため、硫酸と強風に耐えられる宇宙船やロケットを製造しなければ近寄ることさえ困難です。

 

運良く濃硫酸の雲を抜けて、地表へ向かうことができたとしても過酷な環境は続きます。

 

大気の約97%を占める二酸化炭素が原因で猛烈な温室効果をもたらし、金星表面の気温は約460℃(最高気温は約700℃)にまで達することが分かっています。

 

また水星との大きな違いは、気温の低い場所が存在しないことです。

 

金星の地表は、ほとんどが灼熱地帯なので宇宙服を着ても生存は100%不可能でしょう。

 

さらに大量の二酸化炭素(温室効果ガス)が充満している金星地表付近の大気圧は地球表面の約100倍(深海1000m付近に相当する気圧)なので、人間は大気圧により押し潰されてしまいます。

 

頑丈な宇宙船やシェルターも、高温と大気圧のダブルコンボで破壊されてしまうため、そもそも金星の地表に着陸することは確実に不可能です。

 

余談ですが、NASAの惑星探査機が調査した金星上空(約50km)の気圧は地球の地表とほぼ同じで、気温も約50℃〜約25℃前後と地球に近い環境である点から、金星上空の軌道上に宇宙ステーションを建設して居住する計画が提案されたこともあったようです。

(濃硫酸の雲と強風はどうする?)

 

とにかく、金星の地表には着陸できないので移住は不可能ですね。

 

③地球 (Earth)

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もはや説明不要。

太陽系随一のオアシス、地球。

 

地表の平均気温は約16℃と過ごしやすく、気圧は約1013hPa、大気に占める酸素の割合は人類を含む哺乳類が生きていくのに最適とされる約20%。

 

潤沢な水があり、“水と緑の惑星”とも称されています。

 

地球の表面は70%が海ですが、すべての生物はこの海から誕生して進化を遂げていきました。

 

極地や高山の頂上付近など厳しい環境の地域もありますが、全体としては温暖で過ごしやすい惑星と言えるでしょう。

 

近年は気候変動による異常気象が多く、どのようにして地球の環境を保護していくかが重要な課題となっています。

 

④火星 (Mars)

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実は地球以外で、人類が移住できる可能性の最も高い惑星とされているのが火星です。

 

太陽から約2億3000万km離れた岩石惑星の火星には液体の水があることも確認されており、生物が存在する可能性まで示唆されています。

 

火星表面の平均気温は約−53℃で、年間を通した日中の平均気温は約−15℃、夜間の平均気温は約−75℃と寒冷ですが、(極地を除けば)居住可能な気温だと思います。

 

火星の昼夜における気温差は約60℃と大きいものの、水星の約600℃という気温差に比べれば遥かに安定した数字と言えるでしょう。

 

また夏の昼間の最高気温は約25℃と快適なくらいで、夜間と冬の防寒対策さえ考慮すれば気温の面では居住条件をクリアしています。

 

重力は地球の30%程度とやや低重力環境ですが、こちらも短期間の滞在であれば大きな弊害はなさそうですね。

(低重力環境における長期的な健康面への害はよく分かっていない部分も多いので今回はスルーしますww)

 

唯一の問題となるのが希薄な大気です。

 

火星表面の大気圧は地球の約0.75%と非常に低く、酸素がほとんどありません。

 

大気が希薄で大気圏のない火星では、太陽からの有害な紫外線や宇宙放射線を直接浴びてしまうので、宇宙服は必須となります。

 

この点は水星に近いかもしれませんが、火星の大きなメリットは太陽からの適度な距離でしょう。

 

大気が希薄という部分で共通する水星と火星ですが、太陽から適度に離れている火星では極端な高温を心配する必要がありません。

 

これらの条件から火星に移住する際には、

①好きな場所にシェルターを建設できる

②宇宙服を着用すれば、昼間を中心に一定時間の外出や探索が可能

 

宇宙放射線の被曝量に関しては、外出時間を別途計算しなければなりませんが、現時点の科学技術力でも火星への移住は可能だと判断できます。

 

あとは食料品や生活に必要な物資を、どのように効率よく運搬するかが課題ですね。

 

木星 (Jupiter)

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木星は太陽系最大の惑星であり、厚いガスで中心核が覆われている巨大ガス惑星です。

 

ガス惑星なので移住はおろか、地表に降り立つことすらできません。

 

表面(ガス上層部)の平均気温は約−140℃ですが、内部(中心核)に向かうにつれて気圧も気温も上昇していくことが分かっています。

 

木星を構成するガスの主成分は水素やヘリウムですが、硫化水素やメタン、アンモニアといった有毒物質も含まれています。

 

さらに地球の1万倍とされる強力な磁気圏内には危険な放射線を放つ “放射線帯” と呼ばれる領域もあり、人間は近寄った瞬間に即死でしょう。

 

もしロケットや宇宙船が奇跡的に木星へ接近することができたとしても、強い引力で惑星内部に引きずり込まれ、猛烈な圧力で押し潰されてしまうか、落下時の空気抵抗による高温で燃え尽きる悲惨な末路を辿ります。

 

木星は居住不可能なだけでなく、近くで観察することさえ困難な惑星です。

 

絶対に近寄らないようにしてください。

 

土星 (Saturn)

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土星木星と同じ巨大ガス惑星なので、着陸や移住は不可能ですね。

 

“環” と呼ばれる輪が特徴的な土星木星と同じく、水素やヘリウムなどのガスで覆われています。

 

表面の平均気温は約−185℃と極寒の惑星ですが、中心核に向かうにつれて気圧と気温が上昇していく点は木星と同じです。

 

土星の表面付近では、最速で時速約1,800kmに達する強風が吹いており、巻き込まれた場合は頑丈な宇宙船でも確実に吹き飛ばされてしまいます。

(地球上で観測された最大瞬間風速の記録が時速換算で約400kmなので、土星の風がいかに強いかよく分かりますね)

 

また地球の雷の約1,000倍に匹敵するエネルギー量の稲妻も立て続けに観測されているとか。

 

人間の致死量の400倍という強力な放射線を放つ木星よりは(多少)安全かもしれませんが、いずれにしても土星に移住することは不可能でしょう。

 

天王星 (Uranus)

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大まかには氷惑星に分類されることもある天王星ですが、実際には凍ったガスや液体、氷の粒で覆われているので着陸は不可能です。

 

太陽から約28億7,000万kmも離れた天王星の平均気温は、表面付近で約−200℃という極寒地獄。

 

大気は水素とヘリウムで構成されており、中心核に向かうほど気温と気圧が上昇する点も含めて、木星土星に近い性質を持っています。

 

つまり引力で惑星中心部に引きずり込まれ、気圧で潰される or 内部の高温で燃え尽きる定番コースというわけですね。

 

もちろん移住は不可能です。

 

海王星 (Neptune)

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太陽系で一番外側に位置する海王星

 

天王星と同様に凍ったガスと液体などで覆われた氷惑星で、着陸は不可能です。

 

大気は主に水素とヘリウムで構成されており、木星土星天王星と同じような大気組成ですね。

 

太陽からの距離が約45億kmと遠く、届く太陽光の量は地球の約1/900と弱いため、表面付近の平均気温は約−220℃と極寒の惑星。

 

海王星の特徴は太陽系で最も強い風が吹く点でしょうか。

 

土星を上回る時速約2,200kmもの猛烈な風が表面付近で吹き荒れていて、隣の天王星と比べると大気循環が非常に活発であることが分かっています。

 

また木星土星天王星と異なる点として、海王星成層圏付近には、青酸ガスとしても知られている猛毒のシアン化水素が存在するとか‥

(恐ろしい惑星ですね)

 

ただし、海王星には大きな魅力もあります。

 

海王星の内部は、数万カラット〜数百万カラットの巨大なダイヤモンドが常時降り注いでいるという夢のような世界!

 

このダイヤモンドは超高圧力により、メタンの中に含まれる水素と炭素が圧縮された結果として形成されるそう。

(ちなみに天王星内部でも同じようにダイヤモンドが形成されているという説があります)

 

このダイヤモンドを地球に持って帰ることができれば億万長者ですが、海王星の過酷な環境を考えると絶対に無理でしょう。

 

例によって、引力で惑星内部へと引きずり込まれる地獄のパターンです。

(もちろん無事に生還できる可能性はゼロ)

 

悔しいですが、ダイヤモンドは諦めるしかありません。残念!

 

冥王星 (Pluto)

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2006年に惑星から外れて、準惑星に降格してしまった冥王星ですが、岩石惑星に近い性質を持つ氷惑星です。

 

太陽から約59億kmも離れた冥王星表面の平均気温は、約−230℃と想像を絶する極寒の星。

(参考までに、分子や原子の運動が完全停止する温度=絶対零度が−273℃で、宇宙空間に絶対零度以下の温度はありません)

 

表面は窒素やメタン、エタン、一酸化炭素の厚い氷で覆われているので、おそらく着陸は可能です。

 

氷の下には液体の水が存在する可能性が高いとみられており、生命体の有無も議論されているそう。

 

極寒の冥王星になぜ液体の水があるのか不思議ですが、中心核の熱により地下で液体(水)の状態を保っていると考えられています。

 

窒素を主成分とする大気は非常に希薄で、冥王星の気圧は地球の約1/20万、重力は地球の約0.06%(月とほぼ同じ)ですが、宇宙服を着用すれば耐えられるので問題はないと思います。

 

一番のネックは−230℃という極寒の気温ですね。

 

冥王星に移住する場合には、

①防寒対策を徹底したシェルターを建設する

②外出時には耐寒性を強化した宇宙服を着用

 

この2点は絶対条件となってくるでしょう。

 

耐寒シェルターの建設は工夫すれば可能ですが、−230℃の超低温に耐えられる宇宙服を作るのは難しいかもしれません。

 

NASAが新しく開発した宇宙服は−196℃の超低温にも耐えられるとされていますが、冥王星の気温は−230℃なので、さらに耐寒性と保温性を強化する必要があります。

 

また移住するにあたっては、地球からの距離も大きな障害となりそうです。

 

地球〜冥王星間の距離は約48億kmもあるので、移動には相当な時間を費やすことになります。

 

2006年にNASAが打ち上げた惑星探査機、ニュー・ホライズンズ (New Horizons)は約9年半の年月をかけて冥王星に接近していますが、有人飛行であればさらに長い年月が必要になってくると考えられます。

 

遠すぎる距離や超低温の環境を考えると、現時点で冥王星への移住は困難ですね。

 

〈結論〉

太陽系の8個の惑星と冥王星の環境を調べた結果、地球以外で移住可能だと思われる惑星は火星のみでした。

 

水星の極地も移住先の候補地として一応考えてみましたが、居住にあたって制限が多すぎるので今回は却下とします。

 

NASAによる移住計画が取り沙汰された火星でさえ、居住環境を整備するには莫大なコストと長い時間がかかると見積もられているため、人類が他の惑星に移住するのは困難を極めるでしょう。

 

遠い宇宙に目を向けるのも楽しいですが、やはり一番大事なのは地球の環境を守っていくことです。

 

ちなみに、宇宙全体では地球と似たような環境の惑星が数百億個以上も存在するそうです!

 

中には高度な文明を持つ知的生命体が住む惑星もあるはず。

 

なんかロマンを感じますね!!

 

歌舞伎町=危険な街?

 

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東京随一の歓楽街、新宿・歌舞伎町

 

昔からキャバクラやホストクラブ、風俗店などが多く、怪しげで大人たちの欲望が渦巻くイメージが強い街。

 

最近も風俗店のスカウト同士が揉めて、スカウト狩り事件が起きたり、“トー横キッズ” (新宿東宝ビル周辺を徘徊する少年少女たち) が取り沙汰されたりと、一部の人々の間では危険なイメージがあるようだ。

 

〈歌舞伎町は危険な街なのか?〉

俺が高校生だった頃には、男女4〜5人の仲良しグループで渋谷や池袋に遊びに行くのが毎日のルーティーンだった。

 

新宿界隈にはほとんど行ったことがなかったが、歌舞伎町には[club complex CODE]というクラブがあり、何回かクラスの友達とデイイベントに参加したことがある。

 

本来なら高校生がうろつく街ではないのだが、その頃は “思っていたほど危険ではない” という感覚で、トラブルに巻き込まれるようなこともなかった。

 

半グレのような輩に絡まれるわけでもなく、都内の他の繁華街と同じような印象だった。

 

同じクラスの女の子たちも「1人で歩いてても全然平気だよー」と話していたので、歌舞伎町という街は危険なイメージだけが先行しているような気もする。

(実際のところはどうなんだろう?)

 

調べてみたら歌舞伎町は刑事事件の発生件数が都内の繁華街でも有数の多さで、暴行事件や傷害事件、強盗事件も多発しているとか‥

(意外と危険な街だったのか‥)

 

もちろん同じ歌舞伎町でも、エリアによって治安はずいぶん違うはず。

 

記憶が曖昧で申し訳ないが、歌舞伎町1丁目の南側は靖国通りに沿っていて、ごく普通の飲食店やコンビニ、雑居ビル、オフィスビルが並んでいた。

 

確か新宿区役所もこのエリアなので、治安が良いのは当然だ。

 

東側の明治通り沿いも歓楽街っぽさはなく、こちらも一般的な大通りといった感じだった。

 

歌舞伎町一番街やセントラルロード、区役所通りも手前(南側)は、カラオケ店や居酒屋、飲食店などが多く、健全な(?)繁華街だった記憶がある。

 

あまり治安が良くないのは、東宝ビルの裏側(花道通り周辺)だろう。

 

怪しげな風俗店や危ない人たちが集まっているのも、歌舞伎町1丁目の北側だと思う。

(まぁそんな場所に立ち寄る予定はないので、俺には関係のない話だけど‥)

 

それでも最近は一部のエリアが観光地化しているようで、以前より(多少)治安も改善されているらしい。

先程も述べたが、東宝ビルの南側やセントラルロード、区役所通りも手前側(靖国通り側)であれば、基本的に安全だと考えていい。

 

今年1月には、ホテルやエンターテイメント施設、レストラン、映画館、商業施設などが入居する超高層複合タワー[東急歌舞伎町タワー]がオープン。

 

歌舞伎町の新たな新名所及びランドマークとして、街のイメージアップや集客効果が期待されている。

 

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(東急歌舞伎町タワー)

 

東急歌舞伎町タワー、面白そうだなぁ。

俺も一度行ってみたい。

 

〈結論〉

歌舞伎町の治安はエリアによってまったく違う!

比較的安全なのは、

①一番街の東宝ビル以南

②セントラルロード

③区役所通りの手前側(靖国通り側)

このあたりだろうか?

 

そういえば、かつて歌舞伎町でホストクラブのスカウトに声を掛けられたことがある。

 

少しばかり謙虚さに欠ける言い方だが、俺はわりとイケメンだったので、突然スカウトされても別に驚きはなかった。

(文章にするとめちゃくちゃ嫌な感じww)

 

当時は高校生で、もちろんホストにはなれなかったが、スカウトのお兄さんは愛想よく店の名刺を手渡してくれて「高校を卒業したら面接に来てよ!」と言ってくれたのが懐かしい。

 

今や俺も30過ぎのおっさんになってしまったが、スカウトのお兄さんはもっとおっさんになってるはずだ。(30代後半くらいか?)

 

たぶんもう転職してるだろうなぁ。

 

いやー、月日が流れるのは早いもんだ🙁

 

野球ハラスメント

 

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10月28日に日本テレビで放送された[ニッポン人の頭の中]という番組内で取り上げられた “ハラスメント” に関するX(旧Twitter)の投稿数ランキング。

(2023年1月1日〜9月27日集計)

 

 

1位のセクハラ、3位のパワハラという深刻なハラスメントに挟まれた2位の野球ハラスメントww

 

「野球ハラスメントって何?」と思ったら、要するに野球ファンの細かい野球談義を「ハラスメント」だと感じることらしい。

 

なるほど。

これはめちゃくちゃ共感できる。

 

今年はWBCやら阪神のアレ(優勝)やら、鬱陶しいほど野球ネタを放送してたからね‥

 

見ててもつまんねーし、一部のファンが騒がしいし、確かにうんざりするわな‥

 

特にWBCなんかは毎日本当にウザかった。

 

「日本中に勇気と感動を与えた!」とか大騒ぎしてたけど、俺は1ミリも感動してねーよ。

 

何をどうしたら野球で感動できるのか?

その独特な感性、誰か本気で説明してほしい。

 

朝から晩までWBCの話題ばかりで辟易してたから、しばらく地上波は見ないようにしてたくらいだ。

 

「全国民が侍ジャパンに熱狂!」みたいな空気も寒気がするほど嫌だったし、野球に興味のない人間から見れば本当にうんざりする時期だった。

 

全国民?それって俺も頭数に入ってんの?

 

まったく熱狂してないけど?

 

侍ジャパンが勝っても負けても、俺の人生には何も関係ない話だからなぁ。

 

おまけに世界中がWBCに注目してるかのような世間の勘違いぶり。

 

蓋を開けてみれば、アメリカではほとんど注目されてなかったってオチだったけどww

(同時期に開催されていた全米大学バスケのほうが断然人気も注目度も高かったとか)

 

通常の野球中継も延長されたりして、見たい番組が時間を繰り下げられるとマジで迷惑。

(早く寝ないといけない日もあるし、俺だって別に暇じゃねーんだよ!)

 

最近は某日本人メジャーリーガーの一挙一動を特大スクープのように報道して大騒ぎ。

 

他に取り上げるべきニュースはないのか?

 

でも野球ハラスメントなんて言葉があるくらいだから、俺と同じようにうんざりしてた人もいるんだな。

ちょっと安心した。

 

一部のファンだけが騒いでいるコンテンツを、国家プロジェクトみたいに取り扱うって異常なんじゃねーの?

(野球を筆頭として、男子スポーツは必要以上に持ち上げられすぎてると思う)

 

例えば映画や音楽、ドラマなんかはどれだけ社会現象になっても、連日連夜マスメディアが取り上げるような事態なんてありえないわけだから、報道のバランスを調整してほしい。

 

見たくもない野球関連の話題を毎日見せられる人の気持ちも考えてくれ。

 

野球なんてオワコンのスポーツなんだから、専門チャンネルでも作って放送すればいい。

 

連日地上波で垂れ流されるとイライラするわ!

 

あと全員じゃないかもしれないけど、人間性に問題がある野球選手が多すぎじゃね?

 

あいつらのクソみたいなスキャンダルばっかりで、気分が悪くなる。

 

以上ww

God bless the Ukraine and Israel!

 

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ロシアによるウクライナ侵攻への抗議デモに参加する人々(イギリス・ロンドン)

〈写真出典 朝日新聞デジタル

 

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イスラエルを支持する人々の集会(ニューヨーク・タイムズスクエア)

〈写真出典 朝日新聞デジタル

 

世界では今、2つの大きな戦争が起きている。

 

2022年2月のロシアによるウクライナ侵攻を発端とした1年半以上にも及ぶウクライナでの戦争と、パレスチナ自治区ガザを実効支配しているイスラム原理組織・ハマスが今年10月7日にイスラエル領地を奇襲したことに端を発する戦争だ。

 

俺はあまり世界情勢について口を挟むのが好きではないのだが、ロシアによる侵略戦争ハマスの卑劣なテロ行為の経緯、国際社会が今後取るべき対応を自分なりに考えてみた。

 

まずは、ロシアによるウクライナへの侵攻について。

〈ロシアによるウクライナ侵攻〉

2022年2月のロシアによるウクライナへの侵攻から始まったこの戦争は、明らかな侵略戦争だ。

 

そもそも2014年3月にロシアがクリミア半島を一方的に併合(占領)した時点で、すでに侵略行為と言えるが、同時点でのロシアに対する制裁は不十分なものだった。

(これは天然ガスをロシアから輸入していた欧州諸国がロシアへの積極的な制裁に難色を示したためと考えられる)

 

クリミア半島を手に入れたロシアはさらに貪欲な本性を見せ、ドンバス戦争を経て2022年2月のウクライナ侵攻へと進んでいった。

 

ロシアという国家の姑息な性質はソ連時代から脈々と受け継がれている。

 

古くは1939年9月のナチス・ドイツとの密約によるポーランドへの宣戦布告なしの侵攻や、1945年4月の日ソ中立条約の一方的な破棄と同年8月の不意打ちとも言える対日参戦、北方四島の不法占拠など、ロシア(ソ連)の姑息な行為には枚挙にいとまがない。

 

話をウクライナ戦争に戻すと、ロシア軍は2022年2月の同国侵攻以来、各地で市民に対する残虐行為を含む数々の戦争犯罪(ジュネーブ条約違反等)を起こしながら、不当にウクライナの領土を奪っている。

 

欧米諸国はロシアへの本格的な経済制裁ウクライナへの武器提供や資金援助、避難民の受け入れといったウクライナ支援を続けているが、泥沼化した戦闘はなかなか収束の気配を見せない。

 

本来ならNATOを中心に、ロシアの軍事施設やモスクワへの空爆といった措置を取るべきなのだが、核兵器を所持するロシアを刺激するのは危険だという難しい問題もある。

 

特に欧州は距離的にもロシアに近いため、自国や周辺同盟国の安全を考慮すると、迂闊にロシアへの攻撃に踏み切れない事情は理解できる。

 

大量の核兵器を持つロシアを積極的に攻撃する国は今後も現れないと考えられるので、ウクライナの後方支援に全力を尽くすしかないのが現状だろう。

 

現時点で欧米諸国はヨーロッパ全体の安全を最優先に考え、水面下でウクライナへの武器提供や資金援助を行うのが精一杯なのかもしれない。

 

また、ロシアを支持している国々が少なからず存在するのも厄介な問題だ。

 

表立って支持を表明してはいないが、中国などは明らかにロシア寄りで、いくら西側諸国がロシアに経済制裁を課したところで、“抜け道” があれば制裁の意味は薄れてくる。

 

ウクライナはロシアの国連追放と常任理事国の地位を剥奪することを求めているが、これも(一見)名案のようで、じつは大きな危険をはらんでいる。

 

国連の常任理事国からロシアを外すだけであれば賛成だが、常任理事国には拒否権があるため、当のロシアが素直に応じるとは思えない。

 

強権的に国連が常任理事国の地位を剥奪することも不可能ではないが、そうなれば結局ロシアは国連を自ら脱退する道を選び、国際社会から完全に締め出された独裁国家として、どんな暴挙に出るか分からない。

 

ロシアの暴走を抑えるために国際社会は、最低限のラインでロシアとの繋がりを保つ必要がある。

 

おそらくプーチンには、“降伏” という選択肢がない。

 

ウクライナを占領するまで戦争を続けるか、周辺国を巻き込んで自滅するか、どちらにしても危険な状況にあるのは確かだ。

 

ウクライナでの戦闘を終わらせ、ヨーロッパ及び世界情勢の安定を図るためには、ロシアが自暴自棄になる前に停戦協定を進めていかなければならない。

 

ただし、この停戦協定も一筋縄ではいかないのが難点だ。

 

ロシアは自国に不利になるような条件であれば停戦に応じないだろうし、ウクライナも自国の領土を占領された状態での停戦など納得できないはずだ。

 

話し合いが平行線を辿ったまま戦争が続いて、罪のないウクライナ国民が犠牲になることは避けるべきだが、協定の内容次第では停戦も困難を極めるだろう。

 

また停戦期間中にロシアが軍備を増強して、突然ウクライナを再攻撃する可能性も否定できない。

(これまでの歴史を振り返れば分かるように、ロシアには同じような“前科”が何度もある)

 

NATOがロシアを総攻撃してクレムリンに大打撃を与えることができれば手っ取り早いが、最初にも述べたようにロシアは大量の核兵器を持っている。

 

この核兵器こそが、話をややこしくしている最大の原因だ。

 

かつてアメリカとイギリスが、イラクアフガニスタン空爆してテロ組織を壊滅させたり、独裁政権を打倒したように、“勧善懲悪方式”で解決すればベストなのだが、ことロシアに関しては下手に刺激するわけにもいかない。

 

現時点では、アメリカとロシアが互いに“核”を切り札に牽制し合っていることで、皮肉にも世界の安定が保たれているのだ。

 

核武装したロシアを制圧するのは困難で、降伏(もしくはウクライナからの完全撤退)がほぼ望めないと考えた場合、ウクライナの領土をどれだけ守れるかは西側諸国の手腕にかかっている。

 

もちろんプーチン大統領とロシア政府高官は戦争犯罪者であり、国際社会による裁きを受けなければならないが、ロシアの降伏が現実的ではない限り、彼らを戦争犯罪者として裁くことは難しく、ウクライナへの補償もうやむやになってくる。

 

欧米諸国も本音としてはプーチン政権を打倒して、ロシアという国家そのものを再解体するべきだとさえ考えている。

 

しかし今回ばかりは残念ながら “正義の勝利” とはいかないかもしれない。

 

交渉を重ねても、引き分けがいいところだと思う。

 

しかし例えドローになったとしても、西側諸国にはウクライナの主権と領土を可能な限り守らなくてはならない理由がある。

 

ウクライナの敗北=民主主義の敗北” に直結するからだ。

 

他国へ侵略して領土を奪うロシアの覇権主義思想を見逃せば、今度は中国もロシアに追随する危険性が高くなる。

(今やロシアより中国のほうが力を持っているので、“追随” という言葉が相応しいかは分からないが‥)

 

日本にとっても、ウクライナの危機は決して対岸の火事ではない。

 

近いところで言えば、台湾有事が最たる例だろう。

 

もし台湾が中国に占領された場合、次に狙われるのは沖縄や尖閣諸島を含めた日本だ。

 

ウクライナとの戦争で勢い付いたロシアも、不法占拠している北方四島だけに飽き足らず、北海道の領有権を主張する可能性がある。

 

中国やロシアが実際に侵攻してくる危険性は低いとされているが「絶対にありえない」と断言することはできない。

 

「日本はアメリカに守られている」と安心している人も多いが、緊急事態の際にアメリカが身を挺して日本を守ってくれる保証など一切ないのだ。

 

ウクライナの未来は、民主主義の未来でもある。

 

なるべく早くウクライナがすべての領土を取り戻し、ロシアは戦争犯罪の報いを受けるべきだが、この悲惨な戦争の出口はいまだに見えていない。

 

 

続いては、ハマスによるイスラエルへのテロ攻撃について。

ハマスによるイスラエルへのテロ攻撃〉

今年10月7日に発生したハマスによるイスラエル領地内へのテロでは、音楽フェスに参加していた外国人を含む多くの若者が犠牲になり、約200人が人質として拘束されたと報道されている。

 

ハマスパレスチナ自治区ガザを実効支配しているイスラム過激派の武装組織で、ほぼテロリスト集団と言えるだろう。

 

ハマスの蛮行は目に余るものがあり、一般市民を攻撃して人質をとっておきながら、イスラエルによる反撃を批判している。

 

しかもハマスの戦闘員はガザ市民に紛れ込み、民間人を盾にするという卑劣極まりない手法でイスラエル空爆にガザ市民を巻き込んでいるのだ。

 

結果的にハマスは、ガザ市民の被害をイスラエル側にすべて責任転嫁しているが、そもそも民間人を巻き込む卑怯な戦法をとっているのはハマスである点を忘れてはならない。

 

案の定、イスラム教徒が大多数を占める周辺のアラブ諸国はヒステリックに反イスラエルデモを展開しているが、戦闘のきっかけとなった音楽フェスで起きた悲劇を知っているのだろうか?

 

パレスチナを含むアラブ諸国イスラエルが歴史的に複雑な事情を抱えていることは、当然理解している。

 

イスラエル建国以前〜現在に至るまでの経緯や4回に渡る中東戦争についても一通り学んできた。

 

パレスチナを統治していたイギリスの二枚舌外交や、イスラエルパレスチナ人に対する差別にも問題はあるが、ハマスによる民間人を巻き込んだテロが許される理由にはならない。

 

主権国家であるイスラエルには防衛権があるので、テロ行為に対して反撃するのは当然だ。

 

欧米諸国(特にアメリカ)はイスラエルを支持しているが、極めて妥当な判断だと思う。

 

イスラエル支持を表明する著名人も多い。

 

俺自身も8年前の夏に、1度だけイスラエルのテルアビブを訪れたことがある。

 

イスラエル最大の商業都市であり、リゾート地でもあるテルアビブは、近代的な超高層ビルが立ち並ぶ大都会で、フリッシュマンビーチなどのビーチエリアも美しい街だ。

 

外国人観光客が多いためか治安も良く、イスラエルの人々はとてもフレンドリーかつ寛容で、3週間程度の短期間だったが楽しく滞在できたことを覚えている。

 

対照的にアラブ人(主にイスラム教徒)には、正直あまりいい印象がない。

 

個人的な印象だけで判断するのは独善的で申し訳ないが、実際イスラム教徒を嫌悪する欧米人は多い。

 

特に2001年9月のアメリ同時多発テロ以降、反イスラム傾向は強まっている。

 

ハマスパレスチナはまったく別物だが、簡単に割り切れるものではなく、違いをよく理解していない人も多い。

 

少々暴論になるが、一部のイスラム教徒は何か気に入らないことがあると安直にテロという手段を選び、自分たちの価値観と相容れない人々を攻撃する傾向がある。

(タリバンアルカイダ、ISILなど過激なテロリストは例外なくイスラム教徒である点を考えると、あながち否定はできないはずだ)

 

面倒なのはアメリカやヨーロッパなどのキリスト教国で暮らす一部のムスリムだ。

 

世界の多くの国の人々にとって常識とも言える When in Rome, Do as the Romans do (郷に入れば郷に従え) の基本的なマナーも守らず、頑なにイスラムの主義主張を押し通そうとして、移住先の住民との間で軋轢を生んでいる。

 

現代社会では当たり前となっている政教分離の概念も理解しようとせずに、他国の風習や文化を受け入れないばかりか、ムスリム同士で排他的な集団を構成している点も嫌悪感を持たれる要因だろう。

 

挙げ句の果てには、欧米の文化に馴染めない原因を現地の人々のせいにして「差別だ!」などと騒ぎ、テロリズムへと走る。

 

逆恨みも甚だしい。

 

彼ら(イスラム教徒)は、なぜ世界の人々に疎まれるのか?

その理由を一度省みるべきだと思う。

 

イスラエルによるガザ地区への空爆は確かに度が過ぎている部分もあるが、結局はハマスの残忍なテロ行為への “報復” に過ぎないというのがイスラエル及びアメリカの見解だ。

 

加えて欧米人の根強い “イスラム嫌い” がパレスチナ問題をより複雑で難しいものにしている。

 

それでも、やはり民間人が戦争に巻き込まれるのは悲しく、心が痛い。

 

周囲を非友好国に囲まれたイスラエルが自国の防衛に神経を使うのは十分理解できるが、テロリストであるハマスと同じように一般市民を巻き込んだ戦闘を繰り広げてはいけない。

 

民間人を攻撃した時点で、イスラエルハマスと同じ残忍な虐殺者というレッテルを貼られてしまうからだ。

 

過剰な反撃はアラブ諸国を中心にイスラエルへの批判を高める口実となり、イスラエルを支持している欧米諸国でさえ疑念を抱く要因になりかねない。

 

イスラエルを支持する国々の足並みが揃わなければ、いよいよハマス側の思う壺だろう。

 

テロリストの狙いの一つに、敵対する国とその同盟国間における結束を乱すことが挙げられる。

 

イスラエル軍は、現在ガザ地区を完全に包囲して地上戦への突入も目前とされているが、罪のない多くの民間人を巻き込む地上戦は中止するべきだ。

 

可能であれば一刻も早く停戦して、人質の救出に尽力してほしい。

 

将来的にはガザ地区を国連の信託統治領にして、イスラム過激派のテロリストを追放した後に、インフラ整備や生活物資の配布といった住民の生活レベル向上に努めるのがベストだと思う。

 

ガザ地区の人々も決してテロ組織に支配された暮らしを望んでいるはずがない。

 

ハマスイスラム過激派は、ガザ地区の住民にイスラエルアメリカへの憎しみを煽り立てて、自分たちに対する不満を逸らすだけでなく、新たなテロリストを生み出す狡猾な “憎悪連鎖戦法” に長けている。

 

イラクアフガニスタンでも同じ手法で、別のテロ組織がメンバーを増やしていった経緯を見れば分かるだろう。

 

憎悪の連鎖を断ち切るためには、テロリストを徹底的に壊滅させる必要があるが、一方で民間人を巻き込まないように平和的解決の道を探り、若い世代からテロリストを出さないことも重要だ。

 

ただし、テロリストの根絶と憎悪の連鎖を断ち切るという2つの目標を達成する過程には、明らかな矛盾やジレンマが生じるため、非常に難しい課題と言える。

 

イスラエルパレスチナの和解には、長い時間がかかりそうだ。

 

〈God bless the Ukraine and Israel!〉

ウクライナイスラエルの人々の安全を祈ると同時に、1日も早く戦争が終わることを願っている。

 

ハマスとの戦闘に巻き込まれて避難できないガザ地区の人々も心配だ。

 

国家や組織のエゴや欲望で、市民が戦争の被害に遭うような悲劇は絶対に許されないと思う。

 

God bless the Ukraine and Israel!

I hope for their safety everytime, and I hope  end of the war as soon as possible

My heart is always stay by their side!

 

なにわ男子[I Wish]/僕が見たかった青空[青空について考える]

 

最近気に入ってる2曲。

 

なにわ男子[I Wish]

 

SnowManに次いで今最も勢いのある男性アイドルグループ、なにわ男子の新曲[I Wish]

 

聴いてると楽しい気分になるキャッチーなポップソング です。

 

なにわ男子はデビュー曲[初心LOVE]から一貫して王道のアイドルソングを歌っているのが特徴のグループで、去年の年末に発売された[ハッピーサプライズ]や今年3月リリースの[Special Kiss]もポップで耳馴染みのいい曲だと思います。

 

デビュー当時のKing & Princeを思い出す雰囲気の曲も多いですが、比較的早くヒップホップやクールなダンスナンバー路線へシフトしていったキンプリと異なり、なにわ男子は “王道アイドル路線” を極めているイメージがありますね。

 

今回の新曲[I Wish]はメンバーの道枝駿佑が出演しているTBS系ドラマ[マイ・セカンド・アオハル]の予告で流れていたのを聴いた時から好きな曲でした。

 

TBS系[マイ・セカンド・アオハル](第3話/予告)

 

MVの楽しそうなメンバーの表情も微笑ましいですね!

 

11月15日の発売日が楽しみです!

 

 

僕が見たかった青空[青空について考える]

 

続いては乃木坂46の公式ライバルとして結成された女性アイドルグループ、僕が見たかった青空(略称: 僕青)の[青空について考える]

 

今年の8月にリリースされた僕青のデビュー曲で、爽やかなサマーソング です。

 

それにしても、“僕が見たかった青空” ってグループ名なのか曲名なのかややこしいww

 

乃木坂の公式ライバルなら、数字を入れたほうが分かりやすいと思うんですけどね。

 

まぁグループ名は置いておいて[青空について考える]は明るく爽やかなメロディーに、やや切ない青春の情景を思い起こさせる歌詞の組み合わせがいい感じの曲です。

 

MVの制服でのダンスも青春ドラマの一場面みたいで、眩しく輝いているのが印象的。

 

メンバーがAKB48乃木坂46と同様に清純派というか、やや地味なのはプロデューサー(秋元康)の好みなんでしょうか?

 

“茶髪禁止” なんて謎のルールを作る人ですからね。

 

個人的にはデビュー当時の後藤真希みたいなギャルっぽいアイドルが好きなんですが、グループとしてのテイストが違うので仕方がないかもしれません。

 

まぁ[青空について考える]はいい曲なんで、夏からずっと聴いてますww

 

サブスクで配信してるのも嬉しいですね!

 

なにわ男子[I Wish]

僕が見たかった青空[青空について考える]

 

しばらくヘビロテで聴きたいと思っています。

 

ブラック校則と学校

 

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ちょっと前になるが、2021年9月9日にNHKクローズアップ現代で放送された “校則”に関する内容の番組。

 

いわゆる “ブラック校則”の問題点や改善点、厳しすぎる校則への是非を問いかけている。

 

上記の校則を以下にまとめてみた。

・地毛証明書の提出

・髪色は黒(染髪禁止)

・携帯電話禁止

シャープペンシル禁止

・男女交際禁止

・他クラスへの立ち入り禁止

・4時まで外出禁止(?)

・黒タイツ禁止

・置き勉禁止

ツーブロック禁止

・ポニーテール禁止

・(髪の)編み込み禁止

・眉毛を剃るのも禁止

・日焼け止め禁止

・ミニスカート禁止

・マフラー禁止

・下着は白

・ヘアゴムは黒か紺

・休み時間の私語禁止

 

あまりにも酷いブラック校則だ。

 

こんな理不尽な校則を押し付けられる生徒が不憫だし、もはや 人権侵害 に近い。

 

すべて合理性がなく、意味不明な校則ばかり。

 

こんなバカバカしい校則は無視してもいいと俺は思う。

 

なぜなら 校則には法的根拠がないからだ。

 

法律で強制する権限がない以上、いちいち校則を順守する必要はない。

 

髪を染めようがピアスを開けようが、すべては生徒の自由であり、許可するかどうかは各家庭の判断に委ねればいい。

 

前述の通り生徒の髪型や服装を学校が規制する権限はなく、憲法13条でも髪型や髪色、ファッション等は “表現の自由 として認められている。

 

当然だが優先順位としては、憲法>校則なので学校が合理性のない校則を定めること自体が憲法違反なのだ。

 

個人的な話で申し訳ないが、俺は中学に入学する前から茶髪だった。

 

別にヤンキーや不良だったわけでもなく、単に好きな芸能人の髪型やヘアカラーを真似していただけなのだが、教師たちからは説教三昧の毎日。

 

それでも俺は別に平気だった。

 

この頃にはすでに、校則に法的な根拠がないと知っていたからだ。

 

職員室に呼び出されるたびに、ヒステリックな教師たちと言い争うのも面倒だったが、俺に非はない。

 

「校則は法律ですか?」

「髪を染めたらダメな理由を教えてください」

 

少し生意気に聞こえるけれど、この二言だけで教師たちは反論できない。

 

茶髪を禁止にする明確な根拠がない以上、説得できないのは当然だろう。

 

やがて毎日のように繰り返される不毛な押し問答に腹が立ってきたので、俺はしばらく学校に行くのをやめてしまった。

(まぁ朝起きるのが苦手だったのもあるけど)

 

同級生からも “強情で協調性のない変わり者” として扱われ、中学時代は人生最悪の時期だった。

 

今考えてみれば、中学校の茶髪禁止がブラック校則に該当するかどうかは微妙なラインだが、憲法でも保障されている表現の自由 を侵害されていたのは事実だ。

 

それから心機一転(?)  高校は都立でも特に校則の緩い学校を選んだので、茶髪や金髪、ピアス、パーカーやスウェットで通学してもOKだった。

 

本来、校則とはそういうものだと思う。

 

学校側が禁止すべきは酒やタバコ、暴力くらいで、服装や髪型まで規制する権利はない。

 

どうしても校則を設けたいなら学校側は、

①合理性

②法的根拠

この2点を論理立てて説明する必要がある。

 

それが不可能なら(ほぼ確実に不可能だろうけど)、無意味な校則を生徒に押し付けることはできない。

 

そもそも、理不尽な校則にどんな意味があるのか?

 

「社会性を身につけるため」などという理由であれば、見当違いも甚だしい。

 

くだらない校則を律儀に守っていれば立派な人間になれるというなら、倫理観やモラルが欠如した大人で溢れかえっている現状をどう説明するのか教えてほしい。

 

不祥事や醜聞だらけの教師や学校が、生徒の些細な “校則違反” に目くじらを立てるのも滑稽な話だ。

 

教師たちは、まず自分たちの行動を省みるのが先だろう。

 

「学校は勉強をする場所」という主張も的外れだと思う。

 

茶髪や金髪、ツーブロックやウェーブパーマでも勉強はできる。

 

昨今ではブラック校則を廃止するべく生徒たちが自主的に声を上げるケースも多いとか。

 

生徒が自分たちの意見を主張するのはいいことだ。

 

学校は決して教師が威張るための場所ではない。

 

主役はあくまで生徒たちであり、(他者の迷惑にならなければ) 好きな服装や髪型で大いに自分を表現すればいい。

 

長いようで短い人生の中でも、特に10代の時期は短く貴重な時間なのだから。

 

大人は若者たちの自由を奪ってはいけない。

 

そして “社会性” 人間性” は校則なんかで身につくわけではないと、学校側もそろそろ気付くべきだと思う。

 

とにかく、中高生は理不尽な校則に負けずに頑張ってほしい。

 

ポケモンGO × ハロウィン

 

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俺が唯一プレイしているスマホゲームポケモンGO

 

元々スマホゲームにはあまり興味がなかったが、ポケモンGOだけは結構気に入っている。

 

インストールしてから4年くらい経つかな?

 

日本での配信開始は、7年前の2016年7月22日なので、俺は中堅ユーザーといった位置付けだろう。

 

以前ほど熱中してるわけではないが、1日に1回はアプリを開いてレアポケモンを探してみたり、ポケストップを回したりしている。

 

ポケGOフレンドでもある古参ユーザーの話によると配信開始当初に比べてイベントも増え、マップ上に出現するポケモンの種類も格段に多くなったらしい。

 

初期はポッポやビードルみたいな雑魚‥

いや失礼‥ “定番の” ポケモンばかりだったとか。

(そりゃ配信開始から7年も経てば出現ポケモンの種類だって増えるわな‥)

 

さすがに現在進行している〈タイムトライアル:マスターボール“エクセレントスローを120回投げる” などという器用な技術を俺は持ち合わせていないので、残念だが今回のマスターボールはお預けだ。

 

ところで、10月に入ってからやたらとコイツが出現するようになった↓

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そう、バケッチャ

 

カボチャのような外見の通り、カボチャをモチーフにした可愛いポケモンだ。

 

バケッチャ なんて舌を噛みそうな名前だが、10月になってから毎日必ず出現している。

 

なぜ今、大量発生しているのか?

 

冬至にはまだ早いのになぁ」なんて、おっさんみたいなことを考えていたものの、Niantic(ポケモンGOの配信元)のニュースを見て、ようやく納得!

 

ハロウィン!!

 

すっかり忘れていたけど、10月31日はハロウィンだ🎃

 

だからバケッチャがたくさん出てくるんだな。

 

そういえば去年も同じ時期に出没してたわww

 

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(去年見つけたハロウィン仕様のバケッチャ)

 

昨今は日本でもハロウィンの市場規模が約1200億円を超え、クリスマスに次ぐビッグイベントになっているらしい。

 

(カボチャ=冬至って発想が恥ずかしいww)

 

ちょっと話は変わるけれど、今年もハロウィン当日の渋谷スクランブル交差点は大混雑するのだろうか?

 

毎年マナーやルールを守らない若者たちがバカ騒ぎしているせいで、地元の人たちはかなり迷惑しているらしい。

 

仮装して騒ぐだけのアホどもが飲食店で金を使うはずもないし、喧騒の後に残るのは酒の缶やゴミばかり。

(俺の実家も隅田川花火大会の会場に近いので、騒々しいのがイライラする気持ちはよく分かる)

 

渋谷区長も「ハロウィン目的で渋谷に来ないでほしい」と苦言を呈しているが、そもそも無法者たちに正論が通じるとは思えない。

 

いっそのこと、スクランブル交差点周辺への入場規制と渋谷区内外の移動制限を設けてみればいいと思う。

 

ハロウィン当日に渋谷で騒いでいるやつなんて、どうせ大学デビューか社会人デビューの田舎者ばかりだろうから、連中を排除してくれれば都民としても助かる。

 

通勤・通学者には事前に通行証を発行しておけば準備万全だ。

 

これで民度の低い田舎者たちが、渋谷に大挙して押し寄せてくる心配もない。

(意外と簡単に解決じゃね?)

 

てか、ポケモンGOからいつの間にか話題が脱線してるww

 

話題の脱線ついでに、ハロウィンといえばパンプキンシチューが定番メニュー。

 

パンプキンシチュー食いてぇー!

 

ハロウィン当日に作ってみるか🙂

 

とにかくポケモンGOは面白いのでぜひプレイしてみてください!

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